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乗客を間違って乗せて引き返したアシアナ機、250人の乗客に補償金支給


16日、香港から出発して仁川に向かうアシアナ航空機に予約者以外の乗客を乗せていたことにより、出発から1時間で緊急回航する事件が発生した。これにより、航空会社側のずさんなセキュリティ管理が問題視されている。

17日、MBNによると、アシアナ航空は予約者名簿になかったキム某氏が乗っていることを、飛行機が離陸してから1時間も過ぎた午後2時15分頃になってようやく気づいた。キム某氏と組んで済州航空に乗り換えることにしていたパク某氏のパスポートと航空券の名前が異なり摘発された。各自のパスポートと航空券で手続きを踏んだ後、最終的な搭乗を控えて航空券だけをすり替えたものだが、アシアナ航空はこれに気づくことができず、済州航空は摘発したものだ。

アシアナ航空側は現地スタッフがパスポートと搭乗券を正しく検証しておらず、保安上の問題が明らかになったことを認めた。

香港現地の協力業者が航空券だけを見て飛行機に乗せて、保安に穴が開いたのだ。アシアナ航空の関係者は、「搭乗前に乗客のパスポートと搭乗券が一致するかどうかを確認するための手順があるが、対照過程で適切にチェックをできなかった」と述べた。

これにより、離陸した飛行機は遅まきながら回航を行い、乗客250人余りが不便をきたした。アシアナ航空は、これらの乗客1人当たり100ドルずつの補償金を支給した。
  • 毎経ドットコム デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-17 14:36:57




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