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パク大統領、「不正の塊をつまみ出せ」…強度の高い糾明風が予想される


  • パク大統領、「不正の塊をつまみ出せ」…強度の高い糾明風が予想される
△写真=朴槿惠 (パク・クネ)大統領は17日、青瓦台で金武星(キム・ムソン)セヌリ党代表(中央)と文在寅(ムン・ジェイン)新政治民主連合代表を迎えて席に案内している。朴大統領は与・野の代表に中東4カ国歴訪の結果を説明し、経済活性化などの様々な懸案と国政運営について議論した。 <キム・ジェフン記者>

朴槿惠 (パク・クネ)大統領は17日、「今度こそは不正の根を見つけ出して、その根がしっかりと握りしめている不正の塊をつまみ出さなくてはならない」と明らかにした。パク大統領はこの日、青瓦台で主宰した閣議で「新しい大韓民国を作るために最も重要なことの一つは、まさに長い間つもった腐敗など各種の積弊を清算すること」だと述べた。

特にパク大統領は、「各部処は今後30年の成長のための土壌を新たにするという覚悟で、腐敗の清算に政府の力量を結集してほしい」と指示した。

先週、李完九(イ・ワング)国務総理の対国民談話に続いて大統領が直接、政府全体に腐敗の清算に乗り出せと注文し、ちかいうちに公共と民間を網羅した、強度の高い糾明風が吹き荒れるだろうという展望が出ている。

パク大統領は、「国民は気を引き締めて、仕事場と世界のあちこちで血と汗を流しながら刻苦の努力をしているのに、国家機関をゆらして国民の税金を個人の私欲のために乱用することは決してあってはならない犯罪であり、国家経済を揺るがすこと」だと規定した。

パク大統領はこの日、「糾明は経済再生への負担になる」という財界などの主張に正面から反論した。パク大統領は、「経済再生においてわれわれが放置できないものが不正腐敗だと思う」とし、「国務総理が推進する腐敗清算はどんなことにも揺れずに、国民と国家経済のために使命感をもって必ず行っていただくことを望む」と要請した。

パク大統領はこの日の午後、青瓦台で金武星(キム・ムソン)セヌリ党代表と文在寅(ムン・ジェイン)新政治民主連合代表を招待して三者会談を行った。

パク大統領は中東歴訪の成果を説明し、「第二の中東ブームが第二の漢江の奇跡につながったらと思う。そのためには立法活動を行う政界の協力が必ず必要だ」と訴えた。

しかしムン代表は、「この間の政府の経済政策は、国民の生活を解決するところには失敗した。財閥と輸出大企業中心の古い成長政策が続き、中産層が崩れて二極化が深刻になった」とし、「内需不振と税収不足が重なった総体的危機」だと指摘した。

ムン代表は会談で朴大統領に、労働者の最低賃金の大幅引き上げと法人税の正常化などを骨子とした、4大民生課題の解決を提示したと伝えられた。また、ムン代表は朴大統領に、「今年中に南北首脳会談を行う必要があり、わが党も超党的に協力する」と提案した。
  • 毎日経済_キム・ソンゴル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-17 17:52:59




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