トップ > コリアナウ > 事件事故 > 維新体制時代に汚名を着せられた将軍、給与と利子まで受け取る

維新体制時代に汚名を着せられた将軍、給与と利子まで受け取る

ソン・ヨンギル元准将「遅延利息5600万ウォン支給せよ」勝訴判決 

維新体制のとき、クーデター陰謀説に飛び火した「尹必鏞事件」に巻き込まれ、再審で無罪を宣告された孫永吉(ソン・ヨンギル)元准将が、一歩遅れて受け取った給与に対する数千万ウォンの利子を受け取ることになった。

ソウル中央地方法院(地裁)民事合意41部(チャン・チャングン部長判事)は、ソン・ヨンギル元准将が「支払の遅延利息を支払え」と国を相手に起こした訴訟で、「5600万ウォンを支給せよ」と原告の一部勝訴判決を下したと6日に明らかにした。

「尹必鏞事件」は、1973年に尹必鏞(ユン・ピルヨン)首都警備司令官が酒の席で、当時の李厚洛(イ・フラク)中央情報部長に「朴正煕(パク・チョンヒ)大統領は老衰したので退かせて、貴兄が後継者になるべきだ」と言ったことが、クーデター陰謀説として広がり、ユン・ピルヨン元司令官と彼に従っていた将校たちが横領受賂容疑などで粛清​​された事件だ。

当時、陸軍所属だったソン元准将も、業務上横領罪、経済の安定と成長に関する緊急命令違反罪などで、軍法会議に引き渡され、懲役12年を宣告された。彼は1973年8月、軍から除籍措置を受けた後、2011年に再審を介して38年ぶりに濡れ衣を晴らした。以来、国はソン元准将が1981年に定年除隊したものとして、再び人事命令を出し、これまで受け取れなかった給与3180万ウォンと退職年金5億5000万ウォンを支給した。
  • 毎日経済 イ・ヒョンジョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-04-06 15:35:04




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア