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韓国労総の決裂宣言、政府による労働改革推進の可能性も


  • 韓国労総の決裂宣言、政府による労働改革推進の可能性も
△写真=悩みに陥った李基権(イ・ギグォン)長官。労使政大妥協と関連して、韓国労総の決裂宣言で政府は深い悩みに陥った。8日午後、ソウル市世宗路の政府ソウル庁舎で開かれた経済関係長官会議に出席したイ・ギグォン雇用労働部長官が考えに耽っている。 [キム・ジェフン記者]

韓国労働組合総連盟(韓国労総)は、労働市場の構造改善のための労使政大妥協の決裂を宣言した。これにより、労使政の対話を通じて労働改革を成し遂げようとしていた朴槿惠 (パク・クネ)政府は、計画表の修正が不可避になった。韓国労総は8日午後、ソウル市汝矣島の韓国労総会館で中央執行委員会を開き、「これ以上労使政の議論に参与しない」と決定した。

金東萬(キム・ドンマン)委員長は記者会見で、「労使政大妥協を引き出すことに失敗した」とし、「未来の主人である青年雇用を拡大するだろうと期待した国民の皆さんと1800万の労働者、そして100万組合員の皆さんに申しわけないと申し上げる」と明らかにした。

去る3日に「前向きに譲歩」を要求して、労使政への対話参与の拒否を宣言した韓国労総は、7日に労使政対話に復帰したが、自分たちの要求が受け入れられなかったために決裂を宣言したものだ。

労使政対話の決裂を宣言した韓国労総は、全国民主労働組合総連盟(民主労総)と連帯闘争に乗り出す計画だ。

韓国労総の決裂宣言に、政府はまずは慎重な反応を見せた。政府関係者は、「韓国労総の決裂宣言は譲歩を促すための戦術的宣言でありうる」とし、「今週末までに会話への復帰を説得する」と語った。雇用労働部の高位関係者は、「今まで十分な議論が行われたため、政府の立法を通じた労働改革は推進できる」と語った。
  • 毎日経済_キム・ギチョル記者/チェ・スンジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-04-08 17:58:40




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