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韓国の会社員、お昼の食事は値段より質

お昼時間は感情労働に疲れた心身をいやす甘い急速時間66% 

韓国の会社員が昼休みに頻繁に訪れる飲食店は、価格が安価なお店ではなく、オフィスから近くて料理の美味しいところだということがわかった。

市場調査専門企業のマクロミルエムブレイン・トレンドモニターが韓国の会社員1000人を対象に実施した「昼食のお店を選択する基準」のアンケート調査で、回答者の50.1%(複数回答)は「料理の味」を最も重視すると答えた。

回答者の47%は「会社に近いかを考える」と明らかにした、安いところを探すという割合は38.1%にとどまった。これは、会社員が昼食の時間を空腹を満たすとともに、疲れた心身をなだめ、活力を取り戻そうとするためとみられる。

実際に同じ調査で、回答者の66%が休憩を昼休みの最も大きな意味として受け入れていることが分かった。特に若い人ほど昼休みに休みたいという欲求が強く、20代は70.7%、30代は68.4%の高い割合を見せた。これは、若い会社員、特に20代の女性(49.1%)は会社での感情労働を昼休みに避けようとする傾向を見せていることと同じ脈絡だ。

今回の調査で、会社員の65%以上は会社の近くに頻繁に訪れる行きつけのお店があることが分かった。決まった行きつけのお店は、通常2か所(32.7%)から3か所(36.3%)で、業種では韓国料理店が95.1%と圧倒的な優位を見せた。

行きつけのお店になったきっかけは、料理の質が高いためだという回答が66.1%(複数回答)で最も多かったが、50代の男性(77%)が好む行きつけの店は、手頃な価格でおいしく食べることのできる飲食店であることが調査により分かった。

一方、会社員は昼食代は4000ウォン台が22.8%、5000ウォン台が37.2%、6000ウォン台が23%と、概ね4000~6000ウォンを適切な価格だと考えており、また、昼食代を支払う方式は、53%が割り勘をすると答えたが、食事のたびごとに違うという意見も36.1%で少なくない割合を占めた。
  • O2CNI_Lim, Chul/資料=マクロミルエムブレイン
  • 入力 2015-04-12 09:00:00




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