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北朝鮮の金正恩は最近「キャラクター靴下に興味あり」


金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記が「クマのプーさん」「ハローキティ」などのキャラクター商品に対して高い関心を持っているという点を北朝鮮メディアが強調しており、注目を集めている。

10日、北朝鮮の対外用宣伝ウェブサイト「朝鮮の今日」は、キム・ジョンウン第1書記が去る2012年に平壌の靴下工場を訪問して、子供用の製品の中に「ハローキティ」のキャラクターデザインのある靴下を見つけて、嬉しさを表現したというエピソードを紹介した。

このメディアは報道で(キム第1書記が)足首にキュートな猫の描かれた靴下を見て「キティの靴下があるんだな、プー靴下もあるのか?」といきなり尋ねたと当時の状況を伝えた。ある技術者が「プーの靴下もある」と回答したところ、​キム第1書記は、「プーが何なのかよくわからない人もいるから説明してあげなさい」と指示した。指示を受けた技術者がクマのキャラクター靴下を指して「世界的に広く知られている漫画映画の主人公で、幼いクマのぬいぐるみだ」と答えたところ、​キム第1書記は満足感を示した。このメディアはキム第1書記が「児童の靴下は、子供たちが好きな漫画の絵のようなものが描かれているべきだと強調した」とし「子供たちがこのような児童用の靴下を履けば嬉しがるだろうにと嬉しそうな口調で話した」と報道した。

北朝鮮が異例的に3年前の逸話を紹介し、キム第1書記の「キャラクターへの愛」を強調したのは、子供への彼の関心と愛情を強調するためだと解釈される。世界的な漫画のキャラクターに対するキム第1書記の関心は、過去のスイス留学時代に形成されたものと見られる。

ここ数年間、平壌市内に洋風ピザ・ハンバーガーレストランと和風鉄板料理専門店などが相次いでオープンしたこともキム第1書記の留学時代の経験に起因した「近代化」の指示に従ったという分析も相当ある。

現在、北朝鮮がこのようなキャラクター製品を生産しながら、著作権者に合理的な使用料を支払っているのかは確認されなかった。現在、北朝鮮では「ミッキーマウス」などのディズニーキャラクターはもちろん、「ポロロ」「おなら大将プンプンイ」など、韓国の漫画のキャラクターを使用した衣類・玩具なども広く使用されていることが把握されている。北朝鮮が最近、改装して外部に公開した平壌市内の乳幼児保育施設の報道写真の中にも、韓国の漫画のキャラクターが施された遊具などが紹介されたことがある。
  • 毎日経済 キム・ソンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-04-10 11:14:27




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