トップ > コリアナウ > 社会 > 「結婚、必ずするべきだ」わずか27.1%

「結婚、必ずするべきだ」わずか27.1%

未婚10人中3人「親のもとで暮らして結婚の代わりに恋愛だけしたい」と願う 

  • 「結婚、必ずするべきだ」わずか27.1%
  • < 結婚に関連した全般的な認識と評価 >

5月になると、韓国の家長の肩の荷が重くなる。「メーデー(5月1日)」に1日休んだ余裕を楽しむ間もなく、家族をもてなすことに忙しくなる。

5月5日の「こどもの日」には子供の手を握って遊園地に行き、おもちゃ屋に行って子供と言い争って、2日後の「親の日」には親の胸にカーネーションをつけなければならない。生活に余裕があるなら家族と5月の緑を満喫することができできるが、一日一日をばたばたと生きる庶民には別の苦痛を抱かせる。

子供にちゃんとしたプレゼントを買ってあげることのできない親の苦痛、老いた親のしわだらけになった手を握ってあげることしかできない無能力な息子や娘としての嘆きが加わるのであれば、心の中に春を迎え入れるスペースはないだろう。

そのためだろうか。段々と、結婚に疑問を持つ若者が増えている。

市場調査会社マクロミルエムブレイントレンドモニター(trendmonitor.co.kr)が今年3月、韓国全土の未婚男女1000人を対象に、結婚に対する認識を調査した結果、「結婚を必ずするべきだ」と答えた回答者は27.1%に過ぎなかった。これは昨年の調査(33.1%)よりもさらに減少した数値だ。

「結婚は必ずするべきだ」ということに同意しない意見は40.1%だった。

この調査で、未婚男女10人のうち3人(28.4%)は「親のもとで給料をおこずかいとして使いながら豊かに暮らし、結婚の代わりに恋愛だけをしたい」と明らかにした。結婚を考えると心配が先立つという回答が58.2%に達したことを考えると、結婚が自分の人生を豊かにする代わりに、苦痛を抱かせるだけだと思っている未婚の男女が増えていることを教えてくれる。

結婚の心配は男性(54.8%)より女性(61.6%)、20代(54.2%)より30代(62.2%)の未婚者が、より多い方だった。このような心配のためか、未婚男女の半分以上(53.4%)が「結婚する人を見ると、すごいなと思う」と答えたりもした。

一方、最近、結婚している人がうらやましいという意見は38%にとどまった。
  • O2CNI_Lim, Chul/資料=マクロミルエムブレイン
  • 入力 2015-05-03 09:00:00




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア