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BMWはジーンズを着た30代、ベンツはスーツを着た50代


「BMWはTシャツとジーンズを好んで着る30代の男性、メルセデス・ベンツは本格的なスーツを着た50代の専門職従事者」

韓国の消費者が持っている輸入車のブランド別イメージが公開された。 6日、韓国リサーチは20代以上の男女500人を対象に実施した「輸入車ブランドイメージ調査」の結果を発表した。

調査では、BMW、ベンツ、アウディ、フォルクスワーゲン、ボルボ、インフィニティ、レクサス、フォード、クライスラーなど8つの主要な輸入車ブランドを対象に、そのブランドから連想されるイメージを与えられた項目から探して答える方式で進行された。ドイツブランドで、販売上位を形成しているBMW、ベンツ、アウディを比較してみると、それぞれ明確に区別される年齢と性別のイメージを形成していることが分かった。

BMWとアウディは若くて活動的なイメージが強いのに対し、ベンツは保守的なイメージが強かった。アウディは「女性が連想される」という回答率が28%で、BMWとベンツに比べてはるかに高かった。 3つのブランドすべてに共通して「専門職」のイメージが持たれていることが分かった。

BMWはカジュアルなスーツないしはジーンズにTシャツを好んで着る30代男性のイメージで表現された。職業は専門職とともに自営業者を思い浮かべた割合が高く、性格は社交性があり、他人と運動を楽しみそうだという回答が多かった。

ベンツは紳士的な50代の男性のイメージが強かった。性格は家庭に忠実で、旅行・アウトドアライフを楽しみそうだと答えた。連想される服装は本格的なスーツが挙げられており、半分に近い回答者が「専門職」を思い浮かべ、8つのブランドのうち、専門家のイメージが最も強いブランドに選ばれた。

アウディはブラウスとスカートを端正に着る、30代の専門職女性として表現された。

フォルクスワーゲンは「女性が連想される」との回答が66.2%で、8つのブランドの中で最も高かった。年齢は「20代前半~30代前半」が挙げられ、8つのブランドの中で最も年齢が若かった。職業は事務職会社員、服装は快適なTシャツとジーンズを思い浮かべた回答者が多数だった。ポロ、ティグアンなど比較的安価なラインナップが揃っており、誰でも簡単に接近できる身近なブランドとして認識されていることを示す調査結果だった。

日本車のインフィニティ、レクサスも女性的なイメージが相対的に強かった。インフィニティは「30代の外勤あるいはフリーランスの女性」が、レクサスは「与えられた仕事で時間のほとんどを過ごす30代後半~40代の主婦」が浮かび上がるという回答が多かった。

ボルボは「教授・教師」を思い浮かべた割合が高かった。性格は「博学だ」と表現され、「40代後半~50代前半の男性」のイメージが強いことが分かった。

アメリカブランドのフォードとクライスラーに対しては、「40代以上の男性」を思い浮かべる回答者が多かった。エクスプローラーなどのSUVが主力モデルであるフォードは「旅行とアウトドアを楽しむ人」のイメージが強く、300Cなどの大型セダンを持っているクライスラーは「伝統的なスーツ」、「無口で孤独」など、比較的保守的なイメージを選択する回答者が多かった。

韓国リサーチ関係者は「調査の結果、ブランド別に個性的なイメージが韓国の消費者の間で形成されていることを知ることができた」とし「これはブランド別に顧客層が異なることを意味する可能性があり、関心を集める」と述べた。

一方、車両を購入するのであれば、国産車と輸入車のどちらを選択するかという質問に対して、男性の61.3%、女性の74.5%が「国産車を選択する」と答えた。国産車を選択した理由としては▲輸入車に比べ低価格、▲比較的安い維持費、▲整ったアフターケアを挙げた。

輸入車を選択した回答者は▲国産車よりも安全そうだから、▲安全に関するオプションが国産車よりも多いから、▲燃費が優れているので、輸入車を選択したと答えた。
  • 毎日経済 キム・ドンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-05-06 15:49:39




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