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朝鮮戦争に参戦したフランス軍人「韓国に埋めてくれ」と遺言を残す

15日、釜山・国連軍墓地に安置予定…歌手イ・スンチョルが葬儀に参加 

朝鮮戦争の参戦軍人であるフランスのレモンド・ベルナール(Raymond Bernard)氏が自身の遺言通り、韓国に埋められる。

11日、歌謡界によると、ベルナール氏は最近亡くなる前に「韓国に埋めてほしい」という遺言を残していた。14日午後に仁川空港を通じて遺骸が韓国入りし、15日午前に釜山の国連軍墓地に安置される予定だ。ベルナールさんと国境を越えた友情を結んでいた歌手のイ・スンチョル氏が、この葬儀の手続きをともにする予定だ。

イ・スンチョル氏は2010年に国家報勲処が朝鮮戦争のフランス参戦軍人を韓国に招待するという報道に接した後、軍人たちにサイン入りのCDと手紙を渡し、一部の参戦軍人とメールで連絡をし続けていた。

以来、2011年にアフリカのチャド(Republique du Tchad)地域に学校を建てるというプロジェクトを進行しに行く途中、フランスを経由して参戦軍人20~30人に会い、その年の5月、イ・スンチョルはソウル龍山戦争記念館で開いた公演に、参戦軍人や家族を招待した。

二人の縁は、2013年の停戦60周年記念特集ドキュメンタリー『青い目の最後の生存者たち』を介して放送されたりもした。
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  • 入力 2015-05-11 10:33:02




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