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韓国人の大半 「社会階級の上昇は難しい」

生涯、さらに子供の世代まで、今のように暮らさざるを得ない? 

韓国人のうちの半分ほどは、現在より良い状態への階級上昇は不可能だと考えている。

貧しい人々は、代を継いで貧困生活から抜け出せず、いくら努力しても、より良い生活を期待することは難いと自ら放棄している。

市場調査専門企業のマクロミルエムブレインが全国の成人男女1000人を対象に「韓国社会の全体的な認識」を調査した結果、回答者の10人のうち6人は「一度貧困に陥いれば、一生貧乏に生きなければならない」という考えを持っていることが分かった。

調査結果によると、回答者の49.3%は、韓国では現在よりも良い生活への階級上昇が不可能だと考えており、子供の世代にて階級上昇が行われるだろうという意見もわずか10.3%に過ぎなかった。子供の世代の階級上昇に対する悲観的な展望は、若い世代(20代5.6%、40代12.4%、50代17.6%)であるほど目立つ傾向を示した。

韓国社会が努力だけで成功できる国だということに同意した回答者も20代は17.2%、30代は11.2%にとどまった。

自らの階級に対する評価については、自分を中産階級として評価した回答者は27%に過ぎず、下流階級に属するという回答が46.3%で半分に近かった。

自分が上流階級や中産階級ではないと明らかにした回答者のうち80.2%は、現在よりも身分が高くなったら良いという欲求を明らかにし、20代の身分上昇の欲求は85.4%と最も大きかった。
  • O2CNI_Lim, Chul
  • 入力 2015-05-31 09:00:00




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