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マーズ(MERS)の直撃を受けた悲しいラクダ、次々と…

媒介体の疑いを受け、動物園で隔離措置 

  • マーズ(MERS)の直撃を受けた悲しいラクダ、次々と…
中東呼吸器症候群(MERS / マーズ)による恐怖が拡大し、動物園でラクダが「厄介者」となっている。まだ感染源が正確に明らかにされていないが、ラクダがマーズの媒介体として疑われながら、あちこちで隔離されている。

ソウル大公園にある動物園は2日からラクダ2頭を室内に隔離した。ソウル大公園の動物園には、フタコブラクダ1頭とヒトコブラクダ1頭が生活している。また、動物園はラクダから試料を採取して、ソウル市保健環境研究院にマーズ感染の有無を依頼することにした。

動物園の関係者は、「ソウル大公園の動物園のラクダは、韓国で生まれ育ったため、マーズ感染とは無関係だと見ている」とし、「しかし、社会的に大きな問題になっているだけに、観覧客が安心して観覧できるように検証を受けるのが良いと考えて検査を依頼することにした」と説明した。

先立って光州にある牛峙動物園も先週初めからラクダ1頭を室内に隔離措置した。ここのラクダもソウル大公園で生まれ、1996年に牛峙動物園に移された。牛峙動物園の関係者も「マーズ感染とは無関係だが、媒介体としてラクダが挙げられながら、不安を感じる観客がおり、当分の間、室内にいるように措置した」と述べた。

釜山の動物園「ザ・パーク(The Park)」も当初のラクダを屋外の放し飼い場に展示するという方針を早急に変えて、3日からラクダを室内に隔離措置する方針だ。観覧客たちの抗議が殺到したせいだ。ザ・パークの関係者は、「私たちの動物園が保有しているラクダもマーズとは全く関係がないが、市民の問い合わせが殺到しながら3日からラクダを屋外に展示しないことにした」と明らかにした。
  • 毎日経済 パク・ドンミン記者/写真=MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-06-02 18:04:55




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