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食品包装から「MSG」という言葉が消える


  • 食品包装から「MSG」という言葉が消える
今後、韓国では食品の容器や包装などに「MSG」という用語を使用することができなくなる。

韓国食品医薬品安全処はこのような内容を盛り込んだ「食品等の表示基準」を改正・告示すると22日、明らかにした。

改正告示は、調味料の一つであるL-グルタミン酸ナトリウム(monosodium L-glutamate)をMSGと略した用語の使用を禁止した。用語の使用を明確にするためだ。食品医薬品安全処の関係者は、「MSGを化学調味料を指す言葉として理解している場合が多い」とし「このような状況で『無MSG』と表示されると、まるで化学調味料をまったく使用していないと誤認・混同する可能性がある」と説明した。

改正告示はこれと共に消費者に食品の情報を正確に伝達するための様々な方策を盛り込んだ。原材料名を表示するときは、材料名と一緒に含有量を一緒に示す必要がある。コチュジャン製品は主表示面に唐辛子粉の含有量を12ポイント以上の大きさで表示しなくてはいけない。また、「○○水」、「○○みず」、「○○ウォーター」などの名前が付いている飲料製品を飲み水と混同させないように注意し、表示面に食品種類を14ポイント以上の活字で表示させるようにした。

変わった告示は、新たに製造されたり、または輸入された製品については2016年1月から、すでに製造・輸入された製品は、2017年1月から施行される。
  • 毎経ドットコム デジタルニュース局 / 写真=photopark.com | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-10-22 14:13:38




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