トップ > コリアナウ > 事件事故 > 拳銃を所持して韓国内に潜伏していた工藤会幹部を検挙…釜山

拳銃を所持して韓国内に潜伏していた工藤会幹部を検挙…釜山


日本の指定暴力団の中で最も危険な組織として知られている「工藤会」の中間幹部が、拳銃を持って釜山に潜伏しているところを1年6カ月ぶりに警察に捕まった。国内で潜入した外国組織暴力団から拳銃を押収したのは今回が初めてだ。

釜山警察庁麻薬捜査隊は19日、去る7日深夜に釜山鎮区開琴(ケグム)洞のある集合住宅に隠れている「工藤会」の中間幹部A氏(44)を、銃砲・刀剣火薬類管理法と麻薬類管理法違反の容疑で拘束したと明らかにした。

検挙当時、A氏の枕もとには実弾8発が装填されたロシア製半自動拳銃TT-30が1丁と弾丸11発があった。警察はまた、A氏の隠れ家から3万1800人が同時に投薬できるヒロポン956グラムと使い捨て注射器約1000個、登山用ナイフ2本、現金2200万ウォンを押収した。

在日同胞のA氏は昨年1月26日に日本から入国し、2日後に日本の警察庁が国際警察組織のインターポールを通じてA氏を手配した。死亡した工藤会の前会長の遺族に相続財産を出せと脅した疑いで、日本の警察庁の捜査網がせばまるやいなや釜山に逃避したものだ。拳銃と弾丸などは、昨年9月に日本に渡った韓国人の貨物運送業者の代表B氏(54)が、機械類の貨物に隠して釜山港を通じて密かに搬入したものを譲り受けたと、A氏は警察に明らかにした。

工藤会は、日本・福岡県北九州市を拠点に活動しながら、民間人と企業などを相手に銃撃はもちろん手榴弾攻撃まで敢行し、日本の指定暴力団の中でも最も危険な組織として知られている。組織員は600人以上と把握されている。
  • 毎日経済デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-07-19 14:36:16




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア