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KTX、4駅で23日から保安検索を実施…拒否時は乗車できず


高速鉄道(KTX)で来る23日から保安検索が実施される中、拒否した顧客は列車に乗車できないものと見られる。

国土交通部は11日、旅客の身体・携帯物品・荷物に対する保安検索内容を定めた鉄道安全法に基づいて、KTXが通るソウル駅・五松(オソン)駅・益山(ブサン)駅・釜山駅の駅舎内、ホームの入り口、待合室などで無作為移動式検索が試験的に実施されると発表した。今回の決定は、最近、アジア地域に拡大されたテロと北朝鮮のテロ脅威の増加に応じて、国内の鉄道テロを事前に予防するためだということが分かった。

国土交通部によると、鉄道警察はKTX主要駅で携帯物品所持の旅客と挙動不審者を中心に検索する予定だ。KTX列車乗車鉄道警察官は、荷物検索も一緒に実施する。万一、検索を拒否した場合、鉄道安全法第50条の規定により、列車搭乗を拒否される可能性がある。

国土交通部は、「検索が施行されても早く駅に出てくる必要はない」とし、「ランダムで選ばれた一部の旅客だけに実施し、検索対象に選ばれても所要時間は30秒ほどだ」と説明した。続いて、「保安検索対象列車かどうかは、該当の駅の案内放送と電光掲示板を通して知ることができる」と伝えた。

この日、国土交通部は列車内に持って入ることができない物品として、武器、火薬類、可燃性物質、放射性・感染症・毒性物質などが、鉄道安全法(第42条1項)に定められていると伝えた。国土交通部は、「鉄道はテロ・保安事故が発生した場合に、大規模な人的・物的被害が発生するなどと、国家的危機をもたらすが、空港の保安体系に比べて脆弱だ」とし、「今回の保安検索は、国内外のテロ脅威の増加に対する実質的な鉄道の保安強化対策だ」と強調した。続いて、「2017年から爆発物探知犬を導入するなど、鉄道の保安強化を継続して推進する計画だ」と付け加えた。
  • 毎日経済デジタルニュース局 イ・ミンジインターン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-08-11 15:22:42




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