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7~9月の電気料金が20%削減…党と政府が電撃合意

朴大統領、李貞鉉代表の建議を受容 

政府とセヌリ党が11日午後、緊急党政会議を開き、7~9月の家庭用電気料金累進制を大幅に緩和することにした。今回の一時的緩和措置で、各家庭の7~9月の電気代が平均20%近く削減されるものと見られる。

先立って、朴槿恵(パク・クネ)大統領はこの日、セヌリ党指導部との昼食会合で、李貞鉉(イ・ジョンヒョン)代表から電気料金累進制改善案を受け、「近いうちに(改善)方案を国民に発表する」と明らかにした。内閣改造・特別赦免などの敏感な政治懸案についても、朴大統領は「(党の意見を)しっかりと参考にしたい」と答えて、今後の党と青瓦台(大統領府)の協力関係を予告した。

与党と政府はこの日、国会でセヌリ党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)院内代表、柳一鎬(ユ・イルホ)経済副首相兼企画財政部長官らが出席した中で、電気料金累進制と関連した緩和方案を協議した。

セヌリ党の金光琳(キム・グァンリム)政策委議長は、会議後のブリーフィングで「政府与党会議の結果、7~9月の3カ月間の電気料金累進制6段階の区間をすべて50キロワット(kwh)ずつ増やし、2200万世帯に4200億ウォンを減免することを決定した」とし、「7~9月の料金が19.4%削減される効果で、政府の度量の大きな決断だ」と明らかにした。

今回の累進制緩和で発生する4200億ウォンの費用は、すべて韓国電力が甘受することにした。すでに料金が決定し、請求書の発行を控えている7月分についても、遡及して割引するようにした。産業通商資源部のオ・テヒ第2次官は、「長期的な累進制の改善については、党と政府が早期に専門家のタスクフォース(TF)を設けて検討する予定だ」とし、「各界各層の意見を聞いて、社会的合意に基づき継続して検討していく」と伝えた。

このような電気料金累進制の改善策は、朴大統領とセヌリ党指導部の昼食会合で概要が決まった。昼食時に李貞鉉代表は、「続く猛暑で、多くの国民、その中でも特に地方の高齢者、患者がいるほとんどの家庭が、エアコンをはるかに多く使うようになるが、決定的に電気料金が累進体系になっているため、料金が急に上がり、多くの心配をすることになる」とし、改善案作りを要請した。これに朴大統領は「異常高温で国民全員が大変な中、自宅で電気料金のために冷房機も安心して使えない状況が気の毒だ」とし、「党とよく協議して、近いうちに(改善)方案を発表する」と答えた。
  • 毎日経済 ナム・ギヒョン記者 / コ・ジェミン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-08-11 17:53:31




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