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「ぼったくりコールバン」に恥をかかせた外国人

仁川~鍾路の差額15万ウォンを返してもらい福祉団体へ寄付 

  • 「ぼったくりコールバン」に恥をかかせた外国人
仁川国際空港からソウル鐘路(チョンノ)のホテルまで23万ウォンの「ぼったくり」コールバン料金を被った外国人が、不当料金の返金を受けた後、これを福祉団体に寄付して話題を集めている。

4日、ソウル市によると、オーストラリア人Dさんは7月、仁川空港から鐘路のあるホテルまでワゴン車を利用して移動した。運転手はDさんにまず、「どこまで行くのか」と尋ねながら接近し、運行中に1回、運行を終えて再び1回の全2枚の領収書を切り、Dさんに差し出した。この区間の通常料金は8万5000ウォンだが、Dさんが渡された領収書には、それぞれ11万ウォン、12万5000ウォンが記されていた。

Dさんは、ひとまず代金を渡して降りたが、以降ホテルスタッフにこの事実を説明し、ホテル側が申告して調査が始まった。ソウル市は、閉鎖回路(CCTV)を分析して該当車両を確認した。貨物自動車運輸事業法上、コールバンにはタクシーメーターを設置すること自体が違法であるが、該当車両には昨年抹消された他の車両の番号を入力したメーターが装備されていた。料金の増加速度は、通常のメーターより2~3倍速かった。該当車両の運転者は、コールバン運転に必要な貨物輸送資格証もなかった。

ソウル市は、運転者に対して不当料金徴収、料金事前申告不履行、タクシー類似表示行為、貨物輸送資格証なしの運転業務従事などで管轄区庁に行政処分を依頼した。Dさんは1週間後、通常料金との差額である15万ウォンを取り戻すことになった。

しかし、Dさんはこれを障害者の子どもたちに寄付するという意思を明らかにした。市はこのお金をソウル中区社会福祉共同募金会に伝達した。
  • 毎日経済 パク・サンギョン記者 / 写真=MBN放送映像キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-09-05 09:25:36




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