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「書類選考が最も大変だ」37.8%


就職をするには?

まず書類選考を通過しなければならない。履歴書を書いて、企業が望むフォームに合わせて自己所見書やそのようなこと加えなければならない。一段階を超えてようやく人性・適性検査、実務面接、合宿面接、役員面接などを経ることができる。最後の身体検査段階は、ボーナスだ。無料で身体検査をしてくれなんて、どんなに良いことか。

就業準備生たちが採用段階で最も難しいと感じる段階は何だろうか。トレンドモニターのアンケート調査の結果では、断然書類選考だ。一段階を超えられず履歴書だけで50回以上書いた人が数え切れない。最近では、手書きの履歴書の代わりにパソコンのキーボードで打ってオンラインで送付することが多いため、50回以上クリックしたというのが正しい言葉かもしれないが。

就職準備の経験がある全国19~59歳の成人男女1000人を対象にしたアンケートで、採用過程で最も通過が難しい段階を聞いた結果、37.8%が書類選考を挙げ、役員面接が23.3%、実務面接が22.9%で後に続いた。合宿面接が難しい回答者は8%、人性・適性検査を選んだ回答は6.3%にとどまった。

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  • < 採用過程のうち最も通過が難しい段階は? >

書類選考の難しさを感じる回答者は、年齢と関係がなかった。20代が38.4%、30代が37.6%、40代が39.2%、50代が36%とほぼ同水準だった。書類選考の通過が難しい理由は、企業が採用過程でスペックを重要視するためとみられる。採用シーズンが近づくと一様に脱スペックを叫んでいるが、実際、脱スペックはほとんど行われておらず、今後増えるという期待を持つのも難しい。

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  • < 脱スペック採用の実践可能性の評価 >

現在、脱スペック採用が行われているのかという質問には、回答者58.2%が「あまりない」と評価し、就職の準備に真っ最中の20代は66.8%が否定的だった。多くないだけである程度は行われているという評価は31.8%、多く行われているようだという意見は2.7%に過ぎなかった。

今後、脱スペック採用が定着する可能性も否定的な意見が支配的(83.9%)である中、上手く施行されるだろうという予想は7.1%に過ぎなかった。

脱スペックに対する肯定的な認識は少なくなかった。このような採用方式を選択する企業は、革新的な企業だということにも半分以上(57.5%)が共感しており、スペックに対する評価を下げるという企業を信頼できるという回答者は10人のうち3人(30.3%)だけだった。脱スペック採用を導入するという企業の意を額面そのまま受け入れる人があまりいないことが分かる部分だ。

  • 「書類選考が最も大変だ」37.8%
  • < 脱スペック採用方式についての全般的な認識 >

  • O2CNI_Lim, Chul / 資料=マクロミルエムブレイン
  • 入力 2016-10-02 08:30:00




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