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幼稚園の抽選大乱が消える

願書受付から登録までオンラインで…ソウル・忠清北道・世宗から施行 

  • 幼稚園の抽選大乱が消える
毎年繰り返される「幼稚園抽選大乱」を解消するために、来月から共通願書1つで幼稚園に志願・登録できるオンラインシステムが、ソウルと世宗(セジョン)、忠清北道に導入される。教育部は3日、幼稚園の入学管理システムである「チョウムハッキョロ(go-firstschool)」システムを11月1日に開通し、ソウルと世宗、忠清北道管轄の国公立幼稚園と希望する私立幼稚園を対象に試験運用すると明らかにした。

今までは保護者がいちいち幼稚園を訪問し、願書を出して直接ボールくじを引くなどの抽選をしなければならなかった。このため、幼稚園の新入生抽選で当選と脱落を知らせるボールが出るたびに、集まった親たちの悲喜が交錯したりもした。

しかし、このシステムを利用すれば、幼稚園に別途で訪問することなく、願書受付から抽選、登録までの全過程をオンラインで行える。共働きしながら幼稚園の抽選のために休暇を出したり、複数の幼稚園の抽選日が重なり、全家族が動員される不快感が減ることだ。ただし、ソウルは私立幼稚園の割合が全体の80%に達し、どれだけの多くの私立幼稚園が登録するかが不安要素として残っている。

ソウルと世宗、忠清北道管轄の幼稚園は来る23日までに、「チョウムハッキョロ」システムに登録し、31日までに募集要項を上げることになる。保護者は11月から「チョウムハッキョロ」で共通願書を作成し、国公立・私立に関係なく、最大3カ所の幼稚園まで志願できる。志願回数を制限したのは、重複合格による幼児の連鎖的な移動と虚数競争を減らすためだ。

抽選結果は11月末に発表され、メッセージサービスで案内を受けられる。以降、オンラインを利用して1カ所の幼稚園に登録すればよい。登録期間(11月30日~12月2日)に登録しなければ、選抜は自動的にキャンセルされる。

教育部は、幼稚園の入学管理システムのオンラインサービス提供で、保護者が幼稚園入学準備過程で経験してきたこれまでの不便さが解消されるだろうと明らかにした。
  • 毎日経済 チョン・スルギ記者 / 写真=MBN放送映像キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-10-03 18:43:45




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