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生後2カ月の乳児を栄養失調で死亡させた夫婦に殺人罪を適用


生後2カ月の娘を栄養失調で死亡させた親に検察が殺人罪を適用して法廷に引き渡した。仁川地検刑事3部(部長検事チェ・チャンホ)は8日、警察が児童虐待致死の疑いで送致されたA氏(25)とA氏の妻B氏(21)に対する罪名を殺人罪に変更して拘束起訴したと明らかにした。

A氏夫婦は先月9日午前11時39分頃、仁川市南区のある集合住宅で去る8月に生まれた生後2カ月の娘が、栄養失調と風邪を患っているにもかかわらず、放置して死亡させた疑いを受けている。A氏は娘が死亡する前の9日午前7時40分頃、粉ミルクを飲ませようと哺乳瓶を口にくわえさせたが、息を切らしながら何の反応もないことを確認したにもかかわらず、3時間以上娘を病院に連れて行かなかった。

3.06キロで生まれた娘が栄養失調で死亡した原因も確認された。B氏は去る9月、娘を故意に床に落として頭の骨を骨折させた。以降、粉ミルクをあまり飲めない娘は、体重が1.98キロに減少した。警察の調査でB氏は、「誤って娘を1回床に落とした」と供述したが、検察の統合心理テストで「粉ミルクに作っているのに娘が泣き続け、両手で持ち上げてわざと床に投げた」と自白した。

検察は、娘が死亡する可能性があるという事実を明らかに認識していたにもかかわらず放置したとして、A氏夫婦に殺人罪を適用した。
  • 毎日経済 チ・ホング記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-11-08 15:26:46




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