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セウォル号引き揚げ費用は1020億ウォン…現在本体の一部が肉眼で確認可能


セウォル号が沈没から3年ぶりに水面上に姿を現した。

海洋水産部は22日午前10時からセウォル号のテスト引き揚げ作業に着手し、約7時間後、船体の底を海底から1メートルほど持ち上げることに成功した。23日午前7時基準、船体の一部が水面上から観測され、肉眼で確認が可能な状態だ。

当初、セウォル号は昨年6月に引き揚げが終わる計画だったが、9カ月が過ぎた時点になってようやく引き揚げが行われることになった。作業が遅れた理由には、船尾が固い堆積層にあり、引き揚げ台を設置するのに5カ月がかかり、船の中の残存油を除去するのに1カ月かかったためだと伝えられた。

セウォル号の引き揚げは、大規模な客船を丸ごと引き揚げる世界初の試みとなる難しい作業だ。海洋水産部によると現在策定されたセウォル号引き揚げ関連の予算は合計1020億ウォンとなることが分かった。

海洋水産部はこの日の午前11時まで、セウォル号上部を水面上13メートルまで持ち上げる計画だ。
  • シックニュース キム・ジヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-03-23 08:16:00




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