出国審査は3秒で通過…仁川空港第2ターミナル一般公開


2001年、仁川永宗島干拓地にオープンした仁川空港が来る18日から第2ターミナルを運用することにより、年間旅客運送7000万人時代を迎える。

仁川国際空港公社は12日午後、第2ターミナルにて文在寅大統領が参加する中で「グランドオープン」イベントを開き、新ターミナルを一般に公開した。第2ターミナルはチェックイン・保安検査・税関検査・検疫・搭乗など出入国のためのすべての手続きが第1ターミナルと別途で行われる独立的なターミナルだ。新ターミナル開場により、仁川空港は年間7200万人の旅客と500万トンの貨物を処理できるようになり「アジア代表ハブ空港」の夢に一歩近づくこととなる。

第2ターミナル(T2)のキーワードは「3S」で表現される。荷物の処理時間と出入国手続きなどの速度(Speedy)と、利用客の便宜性を高めるスマート(Smart)設備を兼ね備え、保安(Security)レベルを高めたターミナルとして評価されている。チョン・イルヨン仁川空港社長は「第2ターミナルは先端スマート・保安技術が連結されたスマート空港」だと話した。

まず、入出国の手続きにかかる時間。国際民間空港機構(ICAO)勧告基準は出国と入国時間がそれぞれ60分と45分ずつだ。仁川空港が説明する第2ターミナルの出国と入国に必要な時間は30分と25分ずつで、ICAO勧告基準の半分の水準だ。これは既存ターミナル(出国40分、入国30分前後)よりも5~10分早まった数値だ。

出国ゲート3階中央は「スマート」ターミナルの心臓部だ。航空会社職員の手助けを最小化した「セルフ出国」が核心となるが、出国ゲートの中央に配置されたセルフゾーン(SelfZone)が手伝いを行う。第2ターミナルのセルフゾーンは第1ターミナルよりも2倍ほど拡大した。

この場所では航空機搭乗に必要な搭乗券を航空会社職員の助けなく一人で発券(セルフチェックイン)でき、荷物も一人で処理(セルフバックドロップ)できる。無人搭乗手続き機器(キオスク)22台、自分で荷物を預けることができるセルフバックドロップ機器が34台だ。

仁川空港は「対面サービスを利用する場合、搭乗手続きに平均3分30秒がかかったが、30~45秒にして終わることができる」としながらも「一般カウンターと荷物預け入れ専用カウンターにもキオスクをそれぞれ20台ずつ配置して既存にくらべて搭乗手続きの時間が20分ほど短縮されるものと予想される」と明かした。

荷物を預けた後には、チェックインカウンター近くの場所で待機せず、すぐに出国ゲートに移動すればよい。新たに導入した開場検索情報共有システムのお陰だ。荷物開場対象者となっても出国ゲート内部で荷物を開いて見るため、チェックインカウンターの周辺で待機する必要がない。

荷物システムは時間当たり900個を処理する。既存に比べて時間当たり300個の荷物をより多く処理する。

出国ゲートに24台、入国ゲートに28台が配置された自動出入国審査台は3秒で審査台を通過可能な「3秒」システムだ。自動出入国システムは審査台に設置されたカメラが旅客の顔と電子パスポート写真を比較し判断する「ウォークスルー(walk through)」システムを適用した。前の人についてゲートを通過する2人進入(テールゲーティング)を自動感知し、パスポートと生体情報(指紋)確認により3秒で審査台を通過することができる。

入国前にスマートフォンに関税庁のアプリを設置していれば、今後紙の税関申告書を作成する必要がなくなる。アプリで要求する入国申告項目をチェックし、入国ゲートでスマートフォンを認識すれば自動でドアが開く方式で入国が可能だ。入国ゲートにはこうした税関モバイル申告台が6台設置されている。

保安機能も強化された。中でも爆発物テロに頻繁に利用される非金属物質まで捕らえる先端円形検索台(米国L-3コミュニケーションズ)が設置された。

円形検索台は中に入り両足を肩幅より広く開き、両手を頭の上に置く姿勢を取れば一瞬にして全身検査が終わる。

検査結果、特異事項がなければ保安要員が乗客の身体に手を触れることがなく、保安検査時間を大幅に減らすことができる。

問題は私生活侵害の問題と電磁波有害性。仁川空港によると、ミリ波(超高周波)を使用する円形検索台は国際基準よりも1000倍小さい電磁波が発生する。携帯電話1回の通話時に発生する電磁波の1万分の1以下だ。米国、カナダ、ドイツなどの安全規定テストを通過している。

中でも空港同名別に各自のターミナルを使用することになる。第2ターミナルは「スカイチーム」所属の大韓航空、デルタ、エアフランス、KLMの4つの航空会社が移転して使用する。既存の第1ターミナルにはアシアナ航空を含むスターアライアンス所属航空会社とキャセイパシフィックなどが属するワンワールド所属航空会社が主に配置される予定だ。また第1ターミナルと連結された搭乗棟にはLCCと共に別のスカイチーム所属航空会社が配置される予定だ。
  • 毎日経済 チ・ホング記者 / 写真=キム・ジェフン記者
  • 入力 2018-01-12 16:10:30.0

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