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コリアナウ > 社会 > 政府「仮想通貨対策」担当幹部、自宅で寝たまま死亡
昨年末から「仮想通貨対策」業務を担当してきた国務調整室の50代幹部Aさんが18日午前、ソウルの自宅で死亡したままで発見された。
国務調整室などによると、Aさんは旧正月連休の最終日の日の午前、眠りから覚めなかった。家族が発見したときはすでに心停止状態だったことが伝えられた。警察は現在、正確な死亡原因を調査中だ。
国務調整室・首相秘書室の職員らはAさんの死の知らせに接して当惑した雰囲気だ。彼らはAさんが仮想通貨対策業務のためにストレスが大きかったと伝えた。
Aさんは特に先月、「国務調整室に派遣された金融監督院職員の仮想通貨取引事件」と、同月の15日の「仮想通貨に対する政府立場の流出事件」などでストレスを受けたことが分かった。
国務調整室は、昨年11月末からビットコイン価格が急騰傾向を見せるやいなや、ホン・ナムギ国務調整室長の主宰で仮想通貨関係部処次官会議を構成した。以来、ほぼ毎週1回ずつ会議を行いつつ、政府の対策を用意してきたことが伝えられた。 Aさんはこの過程で仮想通貨対策実務を総括し、関係部処間の意見収集や調整などを担当した。