トップ > コリアナウ > Korea Now > 『神と共に』、シリーズで「双千万映画」達成…韓国映画史上初
■ 『神…』2千万を突破
「『神と共に』 1・2部のおかげで不思議な経験をしました。私自身と会社、俳優たちがみんなすべてをかけましたが予想以上になったので当惑したり、あまりにも感激しました。まるで『アベンジャーズ』のように序盤の興行人気が恐ろしいほどなのでとても驚きましたが、台湾や香港のように海外でも反応があまりにも良くて、身の置き場がわからない。最も韓国的な内容でさいごまで押したのですが、アジアでも大きく愛されたようです」（キム・ヨンファ監督）。
これならシンドロームだ。今年の夏『神と共に：因と縁』（以下『神と共に2』）が累積観客1000万人達成を超えて、東南アジア全域にまで席巻している。去る14日、映画振興委員会の集計によると『神と共に2』はこの日の午後2時34分を目途に1000万観客を突破した。韓国映画初の1・2編「サンチョンマン（双千万）映画」が誕生したわけだ。
『神と共に1・2』配給社のロッテカルチャーワークスのカン・ドンヨン コミュニケーションチーム長は、「香港をはじめとする東南アジア現地の反応も、1作目以上に熱い」と雰囲気を伝えた。先週の『工作』と『マンマミーア2』の封切りで『神と共に2』観客の増加速度がやや鈍化しているが、1・2編合算での観客3000万人動員の見通しも慎重ながらも出ている。はたして『神と共に2』は1編の成績まで加えて、国内初の「3000万映画誕生」という気炎まで吐くのか。『神と共に』が打ち立てた記録を一つずつ探ってみた。
今まで最も早く観客1000万人を達成した映画は『鳴梁』（2014）だ。 13日めで1000万人を超え、最終的には観客1761万人を集めた歴代興行1位映画だ。現在『神と共に2』の興行速度は『鳴梁』の後を追っている。
『神と共に：罪と罰』（以下『神と共に1』）は15日めで1000万人を超えて、最終的に1441万人を集めた。『神と共に2』がそれ以上の観客を動員すれば、歴代韓国映画の累積観客2位と興行速度2位に上がることになる。歴代興行2・3位に 『神と共に2』（2位）と『神と共に1』（3位）という同時制作物が並んで安着するわけだ。
『神と共に』シリーズは韓国の映画会社全体をとおして最も多くの売上高（入場料収入）をあげた映画だ。『神と共に1』の累積売上げは総1157億ウォンだ。これに国外売上げ330億ウォンを加えると、なんと1487億ウォンに達する。これは朝鮮時代と現代史をそれぞれ扱った『鳴梁』と『国際市場』が、素材という点から国外売上高がほとんどない内需用という点と区別される。『鳴梁』の国内累積売上高は1357億ウォンで、『国際市場』は1109億ウォンだった。
このことから 『神と共に』2編の国内外の累積売上高が合算で3000億ウォンに近接する可能性も小さくない。ロッテカルチャーワークスグローバルコンテンツチームのチェ・ジョンファン チーム長は「1編よりも2編が国外の反応がより熱い」とし、「昨年よりも良い成績（国外売上）が期待される」とした。
実際に『神と共に2』の国外の現地の反応は、1作め以上で鼓舞的だ。公開された国ごとにボックスオフィス1位を席巻し、爆発的な呼応を得ている。台湾では8日（現地時間）に封切られ、オープニングスコアのみで120万ドルを上げて、一気にボックスオフィス1位に上がった。これは今年の台湾で封切られた映画の中で『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に次いで2位に達する成績だ。
他の国でも韓国映画の歴代公開作をあわせて、最も高いオープニングスコアを続々と収めている。 9日に公開された香港では155万ドルという最高のオープニング成績を記録し、10日に公開された、ベトナムや北米ではそれぞれ11万ドルと5万7000ドルを稼いだ。
このほか今後に封切りを控えたタイ（16日封切り）とミャンマー（17日公開）などでも記録的な売上高の行進が期待されている。
チェ・ジョンファン チーム長は、「東南アジア以外のヨーロッパなどにも底辺を広げていく中」だとし、「英国とスペイン、イタリアなどでも順次封切りが予定されている」とした。『神と共に2』の追加公開予定国は10カ国を超える。開封予定はインドネシア（15日）、イギリス（16日）、ラオス（23日）、カンボジア（23日）、シンガポール（23日）、マレーシア（30日）、フィリピン（9月5日）、スペイン、イタリアは9～10月に計画されている。
『神と共に』、シリーズで「双千万映画」達成…韓国映画史上初
■ 『神…』2千万を突破
「『神と共に』 1・2部のおかげで不思議な経験をしました。私自身と会社、俳優たちがみんなすべてをかけましたが予想以上になったので当惑したり、あまりにも感激しました。まるで『アベンジャーズ』のように序盤の興行人気が恐ろしいほどなのでとても驚きましたが、台湾や香港のように海外でも反応があまりにも良くて、身の置き場がわからない。最も韓国的な内容でさいごまで押したのですが、アジアでも大きく愛されたようです」（キム・ヨンファ監督）。
これならシンドロームだ。今年の夏『神と共に：因と縁』（以下『神と共に2』）が累積観客1000万人達成を超えて、東南アジア全域にまで席巻している。去る14日、映画振興委員会の集計によると『神と共に2』はこの日の午後2時34分を目途に1000万観客を突破した。韓国映画初の1・2編「サンチョンマン（双千万）映画」が誕生したわけだ。
『神と共に1・2』配給社のロッテカルチャーワークスのカン・ドンヨン コミュニケーションチーム長は、「香港をはじめとする東南アジア現地の反応も、1作目以上に熱い」と雰囲気を伝えた。先週の『工作』と『マンマミーア2』の封切りで『神と共に2』観客の増加速度がやや鈍化しているが、1・2編合算での観客3000万人動員の見通しも慎重ながらも出ている。はたして『神と共に2』は1編の成績まで加えて、国内初の「3000万映画誕生」という気炎まで吐くのか。『神と共に』が打ち立てた記録を一つずつ探ってみた。
今まで最も早く観客1000万人を達成した映画は『鳴梁』（2014）だ。 13日めで1000万人を超え、最終的には観客1761万人を集めた歴代興行1位映画だ。現在『神と共に2』の興行速度は『鳴梁』の後を追っている。
『神と共に：罪と罰』（以下『神と共に1』）は15日めで1000万人を超えて、最終的に1441万人を集めた。『神と共に2』がそれ以上の観客を動員すれば、歴代韓国映画の累積観客2位と興行速度2位に上がることになる。歴代興行2・3位に 『神と共に2』（2位）と『神と共に1』（3位）という同時制作物が並んで安着するわけだ。
『神と共に』シリーズは韓国の映画会社全体をとおして最も多くの売上高（入場料収入）をあげた映画だ。『神と共に1』の累積売上げは総1157億ウォンだ。これに国外売上げ330億ウォンを加えると、なんと1487億ウォンに達する。これは朝鮮時代と現代史をそれぞれ扱った『鳴梁』と『国際市場』が、素材という点から国外売上高がほとんどない内需用という点と区別される。『鳴梁』の国内累積売上高は1357億ウォンで、『国際市場』は1109億ウォンだった。
このことから 『神と共に』2編の国内外の累積売上高が合算で3000億ウォンに近接する可能性も小さくない。ロッテカルチャーワークスグローバルコンテンツチームのチェ・ジョンファン チーム長は「1編よりも2編が国外の反応がより熱い」とし、「昨年よりも良い成績（国外売上）が期待される」とした。
実際に『神と共に2』の国外の現地の反応は、1作め以上で鼓舞的だ。公開された国ごとにボックスオフィス1位を席巻し、爆発的な呼応を得ている。台湾では8日（現地時間）に封切られ、オープニングスコアのみで120万ドルを上げて、一気にボックスオフィス1位に上がった。これは今年の台湾で封切られた映画の中で『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に次いで2位に達する成績だ。
他の国でも韓国映画の歴代公開作をあわせて、最も高いオープニングスコアを続々と収めている。 9日に公開された香港では155万ドルという最高のオープニング成績を記録し、10日に公開された、ベトナムや北米ではそれぞれ11万ドルと5万7000ドルを稼いだ。
このほか今後に封切りを控えたタイ（16日封切り）とミャンマー（17日公開）などでも記録的な売上高の行進が期待されている。
チェ・ジョンファン チーム長は、「東南アジア以外のヨーロッパなどにも底辺を広げていく中」だとし、「英国とスペイン、イタリアなどでも順次封切りが予定されている」とした。『神と共に2』の追加公開予定国は10カ国を超える。開封予定はインドネシア（15日）、イギリス（16日）、ラオス（23日）、カンボジア（23日）、シンガポール（23日）、マレーシア（30日）、フィリピン（9月5日）、スペイン、イタリアは9～10月に計画されている。
- 毎日経済＿キム・シギュン記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2018-08-14 17:04:07
