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チョ・ソンギル駐伊北韓大使代理が亡命を打診


チョ・ソンギル駐イタリア北韓大使代理が昨年11月初め、ひそかに西側諸国に亡命を申請したことが3日、分かった。チョ大使代理は事実上はイタリア大使の役割を果たしたが、職級は「1等書記官」に該当する実務級幹部であることが確認された。

チョ大使代理は先月、イタリア政府に身辺保護を要請したことが分かった。これは第3国への亡命を進めるあいだに、北韓に送還されないための外交手続きだ。

現在まで、チョ大使代理はどの国への亡命を申請したのか、イタリア政府がどのように身柄処理方法を決定したのかは確認されなかった。チョ大使代理は米国を含む西側世界の第3国に亡命を進めていると言われているが、国内に入国する可能性も排除できない。

北韓は2000年1月、イタリアとの外交関係を樹立した。チョ大使代理は2015年5月、現地に赴任した点を考慮すると、約3年のあいだイタリアで勤務したわけだ。

チョ大使代理は、イタリア政府が2017年7月に駐イタリア北韓大使として赴任したムン・ジョンナム現シリア北韓大使を追放した後の、同年10月から大使代理を務めてきた。

キム・ミンギ共に民主党情報委幹事は、国家情報院側のブリーフィングを受けた後、「チョ大使代理は2018年11月末に任期満了するが、任期満了に先立つ11月初めに公館を離脱して潜伏した」とし、「チョ大使代理が婦人とともに出て行ったという」と伝えた。
  • 毎日経済_キム・ヂョンボム記者/イ・ユンシク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-01-03 19:38:24




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