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韓国ガス公社、国内初のマイナス金利債発行

3億スイス・フラン・実質金利-0.02% 

  • 韓国ガス公社、国内初のマイナス金利債発行

韓国ガス公社は国内企業の中ではじめて、「マイナス金利」で資金を調達することに成功した。

韓国ガス公社は14日(現地時間)、スイスで4.7年満期の固定金利3億スイス・フラン規模の債券発行を仕上げた。実質金利は「-0.02%」で、これは4.7年債もののミッドスワップ金利との対比で34bps(1bp=0.01%ポイント)を加算したレベルだ。韓国ガス公社は今回のスイスフランの債券発行を通じて、米ドルの調達金利との対比で25bps程度の金利コスト削減を記録した。

今回の発行はスイスのUBSが単独で主幹した。投資銀行(IB)業界の関係者は、「スイス・フランだけでなく、ドルと円やウォンなどの債券市場でマイナス金利を付与されたのは、国内では今回の韓国ガス公社が最初だ」と説明した。マイナス金利の発行を通じ、韓国ガス公社は向後は元金規模を減らして返済することができることになった。

韓国ガス公社は昨年の7月、5年満期の2億スイス・フラン規模の債券発行を約15分で「ブックビルディング(需要予測)」を完了している。韓国ガス公社は債券の発行に先立って、スイスのチューリッヒ、ルガーノ、バーゼルなどの主要都市でロードショーを進行した。

今回のスイスフランの債券発行を成功裏に終えることができたのは、韓国ガス公社の高い信用格付けとスイスの金利が反映されたものと解釈される。韓国ガス公社は世界的な信用格付け会社のムーディーズとS&Pから、それぞれ「Aa2」と「AA-」の信用格付けを付与されている。
  • 毎日経済_チョ・ソクファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-03-15 07:19:01




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