トップ >
コリアナウ > 社会 > [アンケート] 韓国の会社員に質問「ランチタイムはご飯を食べる時間?」
お昼は、ホンパプ(一人飯)。
韓国でも10年前ならば、職場でいじめに遭った人くらいが一人でご飯を食べた。今ではホンパプは、堂々と「No!」と叫ぶ人々が享受する特権だ。オフィスビルディングの周辺では、昼食の時間に一人でご飯を食べる人が増えたので、それだけ社会の雰囲気が変わったようだ。
上司の顔色を気にして、メニューを選ぶことさえ神経を使う昼休みにお別れを告げるホンパプ。一人で食べるのが寂しいならば同じ会社の同僚よりは、近くにいる知人と一緒に食べるお昼の方がはるかに楽しい。
このような会社員はどれくらいいるだろうか?
あるアンケートの調査結果を見ると、会社員が昼休みを単純に空腹を満たすのではなくて、休息により比重を置いていることが分かる。
市場調査専門業者エムブレイントレンドモニターが韓国全国の会社員男女1000人を対象にアンケート調査を実施した結果、回答者の66%が昼休みの意味を「休息」だと答えた。ただご飯を食べることを意味するという回答者は14.3%しかいなかった。
回答者3人のうち1人は昼休みを「会社内の感情労働を避ける時間」と答えた。
昼休みに対する世代間の認識の差は、配達アプリケーション「ヨギヨ」のデータ分析でも確認される。会社員が密集している地域6か所の注文データを分析した結果、一人で食べるために食事を注文する会社員の注文件数が前年同期比62.7%も増えた。
昼休みに上司と気まずい状態で一緒にいることを避けようとする会社員が増えて、中間管理者はとても困惑しているようだ。
会社は部下との疎通を強調するが、会食どころか昼食さえ一緒に食べるのを嫌がるので、自由な雰囲気でジレンマや悩み、会社に対する建議を聞くのが難しい状況だ。