金正恩委員長のベンツ購入…驚くべき手法



米国メディアは16日(現地時間)、米国のある研究グループが北韓の金正恩(キム・ヂョンウン)国務委員長の高級リムジンが搬入されたと推定される経路を追跡した内容を報道した。国連の対北制裁決議は高級リムジンを「贅沢品」に分類し、北韓への輸出を禁止している。

米国の日刊ニューヨークタイムズ(NYT)とウォールストリートジャーナル(WSJ)はこの日、非営利研究団体である先進国防研究センター(C4ADS/Center For Advanced Defense)の「北韓の戦略的調達ネットワークの露出」レポートをもとに、リムジンの搬入経路の追跡を伝えた。

先進国防研究センターの追跡結果によると、防弾専用車に見える2台のメルセデスマイバッハS600は昨年6~10月の4ヶ月のあいだに、5カ国を経て平壌に到着したものと推定された。

これらの車両を積載したコンテナはオランダのロッテルダム港から始まって、中国の大連、日本の大阪と韓国の釜山港、ロシアのナホトカまで船舶で輸送された後に、ロシアのウラジオストクからは北韓の貨物機によって最終的に北韓に搬入されたものとみられるという説明だ。車両を最初に誰が購入したのかは確認されず、「チャイナコスコ・シッピンググループ(中国遠洋海運集団)」が輸送を担当した。

NYTとWSJはC4ADSレポートと研究者を引用し、マイバッハS600車2台が飛行機便でロシアから北韓に移送したものと推定した。NYTは高麗航空所属の貨物機がウラジオストクに移動したのは異例であり、これらの貨物機は金委員長の海外歴訪の際に、金委員長の専用車を輸送したりしたと説明した。

国連安全保障理事会(安保理)傘下の対北制裁委は昨年3月の年次報告書で、北・米首脳会団、南・北首脳会談、北・中首脳会談の当時に登場した金委員長の専用車は「明らかに制裁違反」だと指摘した。
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  • 入力 2019-07-17 16:04:56