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10月からピザ屋の社長が罰せられる?

特殊形態労働従事者の保護 

  • 10月からピザ屋の社長が罰せられる?
  • 映画『寄生虫(パラサイト)』


これから映画『パラサイト』のピザ屋の社長のようにピザボックスをきちんと折らなかったいう理由で、ギテク(ソン・ガンホ)の家族に与える賃金を無分別に削れば公正取引委員会の制裁を受けるかもしれない。

9月末に施行する公正取引委員会のガイドラインだ。建設機械の技師や代理運転手、クレジットカード会員募集人のような特殊な形態の労働従事者を(乙)事業者に見たてて、これらに仕事を与える大規模な企業「カプジル(甲質)」を制裁きるようになる。

公取委は25日、こうした内容の「特殊形態労働従事者に対する取引上の地位濫用行為審査指針」改正案を来月16日まで行政予告し、9月末に施行する。

代理運転手は形式上、客から運賃を受けて代行運転業者に手数料を支払う個人事業者だが、実質的に労働者としてみることもでき、これまで労災保険の適用などの雇用労働部次元の保護を受けてきた。しかし一つの事業者としては大規模な企業の不公正取引行為で被害を被る可能性があるため、公正取引法(23条1項4号)も取引き上の地位の濫用行為の禁止条項でこれらを保護してきた。改正案によると、従来のキャディ(ゴルフ場競技補助員)、宅配便業者、バイク便業者など6つの職種だけでなく、融資募集人とクレジットカード会員募集人、代理運転手、建設機械操作技師などの4職種も公正取引法の保護を受ける。これらでなくても、取引上で認められれば保護対象となる。

カプチル(甲質)の範囲をめぐって論難がないように、代表的な不公正取引行為が指示に明示されたことも今回の改正案の特徴だ。例えばフォークリフトの技師に、当初の約束してないよけいな仕事をさせると、課徴金や刑事処罰のような公正取引委員会の制裁を受けることになる。ナビゲーションで位置を知ることがむつかしくて配車をキャンセルした代理運転手に不当な料金を請求しても、代行運転業者が課徴金を受けることになりうる。
  • 毎日経済_チョン・ソグ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-07-25 16:48:56




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