「武漢肺炎」韓国人初の患者… 55歳男性


「武漢肺炎」と呼ばれる中国発の新型コロナウイルス感染症にかかった2人めの国内患者が出た。前回の中国国籍の確定者Aさん(35・女)に続き、国内で韓国人患者として初めて発症して注目される。

政府は24日、丁世均(チョン・セギュン)総理の主宰で、保健福祉部などの関連部処の長官と17の市・道・知事が出席した緊急関係機関会議を開き、旧正月連休期間に武漢肺炎の拡散を防ぐことに総力を傾けている。

武漢肺炎の震源地である中国では、この病気が湖北省をこえて全方位的に拡散する恐れが大きくなるやいなや、中国当局が「都市封鎖」に乗り出した。米国と日本でも疑われる患者が相次いで発見されるなど、国際的にも病気の拡散速度が速くなっている。

24日、韓国の疾病管理本部はこの日午前、国内第2の新型コロナウイルス感染症確定患者を確認したと発表した。韓国人確診者のBさん(55歳・男)は中国湖北省の武漢市で働いていたところ、10日から始まったのど風邪の症状で19日頃に現地の医療機関を訪問した。その後、22日の夕方に金浦空港を通じて帰国(武漢出発~上海経由)したところ、検疫過程で発熱と喉の痛みが確認されてアクティブ監視を受けた。この男性は去る23日に保健所で検査を実施した結果、新型コロナウイルス感染者に確定された。

疾病管理本部は「該当の患者は武漢の状況を十分に理解し、入国検疫の過程で健康状態の質問書をありのまま忠実に作成し、帰国後のアクティブ監視中に保健所の指示によく協力した」とし、「24日午前現在、深層疫学調査を実施中」だとした。

国内感染者は24日に追加確認された確定患者を含んで現在は2人で、その他に23日に追加された4人を含んだ調査対象の有症状者(武漢を訪問した後、発熱・呼吸器症状発生者)25人全員は検査の結果、陰性であることが判明されて現在は隔離解除された。

中国政府の対応速度も速くなっている。中国政府は23日、湖北省都である武漢で公共交通機関を全面中断させたことに続き、24日から湖北省黄岡市、鄂州市、赤壁市、潜江市などでも同様の措置を断行した。「春節(中国の正月)」連休期間中に人々が集まるパレードイベントも多数がキャンセルされた。被害が最も大きい湖北省は春節の後もしばらく小・中高校の始業を無期延期する。

中国国家衛生健康委員会は24日、武漢肺炎感染者が中国と中華圏などを合わせて860人に達したと発表した。このうち26人はすでに死亡しており、重症患者も177人に達することが分かった。中国当局が前日の午後に確定者616人と死亡者17人と発表したことを考慮すれば、一日に確定者数は240人以上、死者も8人が増えた。湖北省を含めてすでに13の省で疑われる患者が発生し、病気が全国化されているところに湖北省外でも死亡者が発生した。
  • 毎日経済_ワシントン=シン・ホンチョル特派員/北京=キム・デギ特派員/ソ・ジヌ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-01-24 18:10:11