トップ > コリアナウ > 政治 > 福島産日本酒、3年間で計25トンが韓国内に コメの原産地確認せず

福島産日本酒、3年間で計25トンが韓国内に コメの原産地確認せず

コメは放射能の危険から輸入を全面禁止したが、酒は 

  • 福島産日本酒、3年間で計25トンが韓国内に コメの原産地確認せず
「福島産の日本酒、国内輸入」

東日本大震災以後、福島産の加工食品が依然として輸入されており、放射能検査をさらに強化する必要があるという指摘が出てきた。

国会保健福祉委員会所属の李穆熙(イ・モクヒ)議員(新政治民主連合)は、食品医薬品安全処から得た資料を分析した結果、福島で生産された日本酒が、東日本大震災が発生した去る2011年3月から今年7月までに合計25トンが輸入されたと10日、明らかにした。分析結果によると、去る2011年に1万4176キログラム(57件)、2012年は6612キログラム(49件)、2013年には4073キログラム(27件)、今年7月の時点で576キログラム(3件)の日本酒が国内に輸入されたことが確認された。

政府は福島産のコメの場合、放射能の危険から輸入を全面禁止したが、酒は米と水が主原料であるにも加工食品として分類して輸入を可能にしている。

イ・モクヒ議員は、「酒が継続して輸入されている理由について、食薬処は出荷制限品目ではなく、輸入時に放射能の精密検査を行うので安全に問題はないと説明したが、検査は製造日を基準として1件の標本検査のみ実施しており、その結果は100%安心できるものではない」と語った。続けて、「酒の原材料となるコメと地下水の原産地調査を行ったのかを把握するために、食薬処・農林畜産食品部・産業通商資源部と関税庁に問い合わせたが、どの政府部処も管理が行われていなかった」と指摘した。

イ議員は、「福島と近隣地域の農水産物は輸入が禁止されているが、該当の農水産物で作った加工品は依然として輸入されている」とし、「日本から輸入される加工食品に対するサンプル検査を強化して、原材料に対する原産地基準を早急に準備しなければならない」と主張した。

福島産の日本酒の国内輸入の報せに接したネチズンらは、「福島産の日本酒国内輸入、25トンも輸入されたんだね」「福島産の日本酒の国内輸入、原産地を正しく明らかにするべき」「福島産の日本酒国内輸入、標本を1つだけ試験したのか」などの反応を見せた。
  • 毎経ドットコム速報部 / 写真出典_MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-11 12:43:34




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア