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お酒と肥満、脂肪肝のリスク最大11倍

成均館医大学・江北サムスン病院 

アルコール摂取と肥満はアルコールによる肝臓の損傷のリスクを高め、肝疾患の進行を速くするシナジー効果を引き起こすことが明らかになった。成均館医大学・江北サムスン病院は、過剰体重であり飲酒量が多ければ男性は2倍以上、女性は11倍以上アルコール性脂肪肝のリスクが高まると6日、明らかにした。

このような結果は、江北サムスン病院総合健診センターで検査を受けた20~64才の成人男女のうち、過去に疾病歴と薬物服用歴がない健康な2万9281人(男性1万4388人、女性1万4893人)を対象に4年間、アルコール性脂肪肝の有無を確認した結果、明らかになった。研究期間に1回以上アルコール性脂肪肝が発見された人は4889人で、男性3497人、女性1392人だった。

飲み過ぎる人の中の80~90%で発生するアルコール性脂肪肝は、中性脂肪が肝臓の重さから5%以上を超過したときにアルコールを多く摂取すればするほど、中性脂肪の合成の促進とエネルギー代謝が低くなって発生する。

江北サムスン病院消化器内科のチョ・ヨンギュン教授は、「肥満な人は脂肪代謝に傷害が起こり、脂肪がさらに多く集まることになって脂肪肝と脂肪性肝炎に発展するリスクが高まる」とし、「太っている人がお酒を飲むと、脂肪性肝炎に早く進行する」と述べた。
  • 毎日経済_イ・ビョンムン医療専門記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-06 17:13:02




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