トップ > テクノロジー > IT・科学 > トゥーウィンズコム、210万画素の監視カメラで勝負

トゥーウィンズコム、210万画素の監視カメラで勝負

www.twowins.com 

  • トゥーウィンズコム、210万画素の監視カメラで勝負
△写真=パク・ソンハ代表がソウル市聖水洞の本社で超高画質CCTV(監視カメラ)のカメラ内部(左製品)と、従来のアナログ型のカメラ内部を比較して示している。

最近、議政府の火災事故時に警察はアパートに駐車してあったバイクから火が出たことを見つけ出した。これは、アパートの入り口にあるCCTV(閉鎖回路テレビ、監視カメラ)の映像を確保したおかげだった。このようにCCTVは最近、周辺で簡単に見つけることができる製品になり、日々技術の進歩を重ねている。 CCTVの重要な要素である画質は、1990年代の27万画素、2000年初めの36万画素、2000年半ばから現在まで41万画素級が主流を成している。

このような状況で韓国内の産業用CCTV1位のトゥーウィンズコム(代表:パク・ソンハ)が大衆化が可能な210万画素級の「超高画質CCTVシステム(別名HD-UTP)」を開発し注目を集めている。大団地(1000世帯以上)のアパートを例にあげると、通常、HD級監視カメラ400台を設置しなくてはいけないが、同軸ケーブルを敷きつつ150メートル間隔で増幅器をつけて接続しなくてはならない。

市販の100万ウォン程度する増幅器を多くつけるほど、施工費は増えざるを得ない。だから今でもHD級ではなく、低画質のアナログ型監視カメラを設置しているところが多い。

一方、トゥーウィンズコムが昨年2月に国内で特許登録を終えた「HD-UTPシステム」は、HD級映像を1.2キロメートルまで長距離伝送することができ、別途増幅器を必要としない。新設される1000世帯のアパートであれば、監視カメラ設置費用が従来のシステムに比べて6億ウォンほど削減される。増幅器のコスト削減の4億ウォン(400台×100万ウォン)と人件費・付帯費用などを合わせた数値だ。

パク代表は「同軸ケーブル(銅線)とは異なり、光ケーブル線を2本ずつ撚り合わせたUTP(Unshielded Twisted Pair)ケーブルを適用して長距離伝送が可能となったことで、高画質監視カメラ設置費用を50~70%削減できるようになった」と述べた。彼は「特にHD-UTPは同軸ケーブルとも連動するため、既存のアパートが同軸ケーブルをそのまま置いておいて、カメラと保存装置のみ変更すればいいため、アナログ監視カメラを経済的に超高画質の監視カメラと交換することができる」と説明した。

HD-UTPは一言で「ハイブリッド」製品だ。

2013年に360億ウォンの売上を上げたトゥーウィンズコムは昨年、約400億ウォンを記録すると予想される。内需だけでなく、輸出市場攻略も本格化しており、今年さらに成長を図る計画だ。
  • 毎日経済 ミン・ソッキ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-15 17:07:24




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア