Q.最近、韓国の歩道で電動一輪車などのパーソナルモビリティに乗っている人を見かけます。交通法上問題ないのですか?

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A. 電動ホイール(車輪のついた電動の一人用移動機器のことを、韓国では「전동휠(電動ホイール)と言う)の話を聞いて、しばらく前にユーチューブで見た映像を思い出しました。ユーチューブのチャンネル「FailArmy」で紹介された8月の最高映像に電動ホイールに乗っていた女性が床に倒れる場面が出てきたのです。

このような大きな事故でなくても、人々が行き交う歩道を走行する電動ホイールが危険ではあります。当然でしょう。走らずに速く歩いただけでも、混雑した通りでは人々とぶつかることがよくあります。

韓国のことわざに「襟だけ触れても縁」という言葉がありますが、電動ホイールに乗る人は縁をたくさん結びたいのか、出勤途中の会社員の女性が会社の近くでコーヒーを一杯を買って横断道路を渡っていた瞬間、何がサッと通り過ぎたせいでコーヒーがこぼれて服にもシミができて、非常に腹が立ったと聞きました。

犯人はまさに電動ホイールでした。自分自身はスマートに見えるかもしれませんが、会社に行ってすぐにトイレに駆け込み、服に着いた汚れを落とす女性は、どれほど悲惨な思いだったことでしょう。コー​​ヒーのシミが完全に取れるかも怪しいところです。

人が死んだり傷ついたりする大事故のニュースは聞こえてきませんが、このような些細な事故は絶えず起きているようです。しばらく前に坂道で電動ホイールに乗っていた青年が転倒して、電動ホイールが空中に舞い上がり、坂の下を通りかかった高齢の女性にぶつかりそうになったという事件もあったそうです。

すでに放送は終わりましたが、KBS2の学園ものドラマ『Who are you-学校2015』でユク・ソンジェが電動ホイールに乗る場面が登場し、中学生の男子が電動ホイールを欲しがるようになったとも言います。

まぁ、日本だけでなく、韓国でも人の歩く歩道で電動ホイールに乗るのは違法です。

道路交通法上、電動ホイールは原動機をつけた自転車に分類されます。50cc未満バイクと同様という意味です。この言葉はまさに、歩道で電動ホイールに乗ってはいけないだけでなく、走行時には安全ヘルメットを必ず着用しなければならず、しかも原動機を運転できる免許証も必要だという意味です。幼い子供などが簡単に乗れる自転車とは違う交通手段だということです。

電動ホイールに乗って通勤する会社員や、ガールフレンドの前で格好つける若者たちにとっては困ったことでしょう。なら、どこで乗れと言うのでしょうか。車がものすごい速さで走る車道で一輪車の電動ホイールに乗れといっているのでしょうか?!

そうなのです。どこで乗るのでしょうか?

この問いに対する答えを見つけられなかった韓国警察は「警告はするが、まだ取り締まりはしていない」という曖昧な態度をとっています。

実際に、電動ホイールが動力自転車と同様に分類されてはいるものの、一輪車の電動ホイールについては分類するカテゴリが明確ではありません。商品開発を熱心に行う保険会社も、自転車専用保険は出しても、電動ホイールの保険商品はまだ発売する計画を立てずにいます。

電動ホイールの馬力、速度、サイズ、動力などの明確な規定がないというのが保険会社が商品開発を躊躇する理由でしょう。電動ホイールの普及台数がはやい速度で増えているので、近いうちに電動ホイールに対する規定が決められべきでしょう。

■ 韓国で人気を集めるスマートモビリティ製品

▶ 電動一輪車

価格は50万ウォン以上、2時間以上を練習してから乗ることができるそう。体重を後ろに移動させると停止し、前に移動すると速度が出る。現在市販されているほとんどの製品が一定の速度を超えると、ゆっくりと止まるのではなく、突然停止するため、搭乗者が慣性に勝つことができず、前に倒れやすい。

  • < 電動一輪車に乗るユク・ソンジェ >



▶ 電動二輪車

動作原理は、電動一輪車と同じだが、若干安全に見える。自転車でいうなら三輪車くらいだろうか。
そのためか、青少年には電動一輪車よりも人気がないという。

  • < 漢江の市民公演で電動二輪車に乗る男性 >



▶ 電動キックボード

電動機を装着したキックボード。ハンドルの調節装置で速度を調節する。20万ウォン台、子ども用のものもある。

  • <空き地で電動キックボードに乗ってスタントを練習する若者 >



▶ 電動スクーター

オートバイにキックボードを搭載したような形状をしている。キックボードと異なる点は、座って乗れるという点だ。バイクよりもはるかに安全だが、混雑しているところを走るには不向きだ。

  • < かわいいハローキティの電動スクーター >



▶ 電動自転車

英国製のShimaの電動自転車は、最高速度が時速45㎞にもなる。後部座席の下にバッテリーがあり、バッテリーのみを外して家の中で充電することができる。

  • < 他人が盗んで行っても、スマートキーがなければ無用の長物になるそうだ。本当だろうか >

  • Lim, Chul
  • 入力 2015-09-07 00:00:00

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