Q.SM、YG、JYPなどの大型芸能企画社の練習生たちの日課を教えてください。(2)

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A. ※この記事は「SM、YG、JYPなどの大型芸能企画社の練習生たちの日課を教えてください。(1)」の続きです。

前回の記事で練習生がどれほどダンスと歌の練習に没頭しているのかを話して終わりましたよね。企画会社に入った練習生たちは、基本的に毎月末に評価を受けます。どれほど実力が伸びたのか試験を受けるのです。会社によっては毎週評価をするところもあるそうです。しかし、厳密に言ってみれば練習生の一挙手一投足は頻繁にチェックされていると見なければならないでしょう。

契約書を書いて練習生になると、ダンスと歌、そして各種訓練施設に入る施設と装備は会社からの投資です。このトレーニングの過程でお金を要求するなら、そのような企画会社には滞在する理由が1つもないでしょう。詐欺師でなければ、お金もなく実力も取るに取らない粗末な企画会社でしょう。

警察も、トレーニングやデビュー費用を練習生に要求する企画会社に気をつけるようにと呼びかけていますよね。

  • < 芸能人希望生が契約する前に知っておくべきTip[資料=警察庁] >

企画会社が練習生に費用を要求しない代わりに、成功する可能性が希薄な練習生にずっとお金を充てることもありません。練習生の行動を注意深く見る理由も、成功の可能性を打診するためです。実力がよくなる兆しが見えないのに、練習さえも怠けている? まさに退出対象でしょう。

月末評価をしても実力が向上していないなら、やはり退出リストに上がります。だから声帯結節ができるほど歌の練習をするしかないのです。

非常にたまに公開オーディション形式で特別評価を実施することもあります。代表的な例が、DSPメディアで実施したKARAプロジェクトです。KARAの新しいメンバーを選ぶためにシユン、チェギョン、ソミン、チェウォンら7人の練習生「Baby Kara」が、MBCミュージックで放映されているオーディション番組で評価を受けたのがKARAプロジェクトですね。

特別評価で脱落するからといって、練習生からも追い出されることはありませんが、合格すればデビューが保証されるのですから熾烈な競争が繰り広げられます。KARAプロジェクトの場合には、KARAの既存のメンバーと所属事務所との不協和音、KARAファンダムの反発で、特別評価を受けた練習生が実際にKARAに合流できませんでした。しかし、競争オーディションを受けた「Baby Kara」を中心にガールズグループAPRILが結成されたのですから、練習生たちとしてはひとまずスターになる機会を得たわけでしょう。

会社の評価対象には不幸ながらも私生活が一部含まれます。当然のことながら恋愛も禁止項目に含まれます。異性に対する好奇心が旺盛な10代中・後半から20代初頭である年齢に恋愛をできないなんて、カトリックの司祭、または修道女になったり、寺で道を修める気分で生きなければなりません。

ひたすら歌、そしてダンス、さらに外国語。デビュー時期が決まっているならいいですが、そういうことがないのであれば練習生として約束のない日々を送らなければならなりません。練習生からトレーニング費用はとりませんが、かといって練習生として過ごした年月が長いからといって別にお金を渡してくれるわけでも全くありません。交通費どころか小遣いも出ません。ただし、会社で練習する時にご飯は無料で食べさせてくれるそうです。

練習生は契約金もありません。しかし、デビューが予定され、デビュー組に入ると契約金が生じます。デビュー組の代表的な例は、SM Rookiesです。デビューが確定したため、一般人たちに顔を公開して、成長過程も見せます。Red VelvetとNCTがRookiesを経てデビューし、今はハンソル、ジャニーら2人の男性メンバーとイヤン、コウン、ヒナ、ヘリン、ニンニン、ラミら6人の女性メンバーがRookiesに含まれています。

デビュー組に選ばれた練習生の契約金は、デビューするまでにかかる費用です。
契約金の内容は、
・会社に常駐しているボーカルトレーナーの給与
・振付師の給与
・マネージャーの給与
・会社の建物および車両の維持費
・アルバムCDの制作費用
・各種装備の購入および維持費用
・舞台衣装、食事、アパートのチョンセ(保障金一括払い式賃貸住宅)費用
・非常金(事故処理費用)
・ミュージックビデオの撮影費用
・練習生の育成費用
などです。

会社によって契約金の内容も少しずつ異なり、金額も最小1000万ウォンから最大1億ウォンを超えるなど、大きな差異があります。ところで契約内容をみると、どこかおかしいですよね。そうです。デビュー組の練習生が受け取るお金ではなく、会社に支払うお金です。もちろん、すぐに出すお金ではありません。音源やアルバムが売れたら、そこから契約金の一部を控除して支払うのです。だからアルバムが出て売れたからといって、アイドル歌手たちがすぐに握るお金はいくらもありません。

デビューもできずグループが消えた場合、この時は会社に弁済する責任がありません、しかし、訓練に対する態度がひどすぎる、恋人ができた、などなどの理由でデビュー組のメンバーが途中でスターになる夢をあきらめるなら、契約金を納めなくてはなりません。収めるお金がないなら死ぬほど苦労しなければなりません。

アイドルの夢を育てるのに、いくらなんでもそんなに苦労しないだろうと思うかもしれません。歌手たちの華やかな面だけを見ていれば、このような考えが浮かぶでしょう。しかし、31歳になった歌手志望生だと考えてみてください。その年齢になるまで練習生として過ごすと考えてみてください。次回はアイドル練習生の地獄のような生存競争の姿と、デビューまでの所要時間の話をお伝えしましょう。

※この記事は「SM、YG、JYPなどの大型芸能企画社の練習生たちの日課を教えてください。(3)」に続きます。
  • Lim, Chul
  • 入力 2016-11-03 00:00:00

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