Q.B1A4について教えてください。

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A.
  • < (写真左から)ジニョン、ゴンチャン、シヌゥ、バロ、サンドゥル >



5人組ボーイズグループB1A4がデビューした当時、まともな練習室もありませんでした。所属事務所であるWMエンターテイメントも4階建てビルの一部屋を借りていたほどでした。

『Baby Good Night』がヒットを飛ばして以来、少し大きな建物の3階チョンセ(保障金一括払い式賃貸住宅)を契約して引越し、現在は素晴らしい社屋を建てています。

社屋は完全にB1A4が稼いだ金で建てたと言っても過言ではないでしょう。所属する歌手といえば2015年にランチングされた8人組ガールズグループOH MY GIRLを除けばB1A4が唯一です。

2011年4月、MBC『ショー!音楽中心』にてデビューした後、タイのBIG Cola広告を撮影しました。翌年からは衣類ブランドLITMUS、HAT'S ON、SMART、さらにはゲームとスポーツ用品ブランドのプーマのモデルとなりました。ヒット曲を出す前から、B1A4は会社に収益を運び込んでいたことが分かります。

けれどどうしてグループ名がB1A4なのでしょうか?あるコメディアンはプルコギ1人前にアグチム(アンコウ鍋)4人分だとからかったりもしたそうです。用紙規格のようでもあり、地下1階4号室のような雰囲気もあります。「Be the One, All for One」から由来しているという説もあります。実際にはメンバーの血液型がB型1人(バロ)、A型4人(ジニョン、シヌゥ、サンドゥル、ゴンチャン)というところから名前を付けたというのが会社の公式説明です。バラエティ番組に初めて出演した当時には「血液ドル、血ドル」と紹介されたりもしました。オンラインでは紙ドルというニックネームが通じていました。

メンバー個々人が作詞作曲の実力を持ち、プロデュースにも積極的に参加してアーティストらしいという評価を受けながらも、2011年にデビューしたアイドルの中ではBlock Bと共にもっとも認知度が高いグループとして位置づいた状態です。特別な力のない中小企画会社のアイドルグループではありますが、B1A4はデビュー初期から認知度を積み上げることに成功したグループでした。ここに初期から個人活動を活発に行った点も一役買っています。

バロとサンドゥルはMBCバラエティ『セバキ』に出演して新芽ダンスを踊り、2012年のソルラル(旧正月)には『アイドルスター陸上選手権大会』にてバロが金メダルを取りました。B1A4の名前を知らせるのに決定的な役割となりました。その後バロとサンドゥルは『出発ドリームチーム』などバラエティ番組で主に顔を見せて大衆に認知されることに成功し、ミュージカルと映画などに個人活動領域を拡張しました。

デビュー2年目となる2012年から活発な活動を開始しました。その年10月にKBS『不朽の名曲』にデュエットで出演したバロとサンドゥルは『男らしく生きる方法』で優勝し、12月にはオリンピック公園ハンドボール競技場にてデビュー後はじめての単独コンサートを開きました。このコンサートで女装姿で少女時代の『Genie』を歌い、モデルウォークまで披露して少女ファンが悲鳴を上げました。

コンサート前に、メンバーたちが動物の着ぐるみを着て女子高でチラシを配って広報活動を行ったりもしましたが、各自が被った動物を見るとジニョンはフェネックギツネ、シヌゥは熊、サンドゥルはアヒル、バロはリス、ゴンチャンは恐竜でした。

  • < 着ぐるみを着用してセルフ広報を行ったB1A4 >



そして翌年となる2013年5月、『ショー!音楽中心』にて4枚目のミニアルバム『What's Happening?』でデビュー757日目にして地上波1位となりました。音源成績はMelOnの週間27位にとどまりましたが、アルバムは10万枚を売り、熱烈なファンの支持を受けたからこそ可能なことでした。2014年には正規2集『Who am !』がRAIN、東方神起、Apink、Girl’s Dayなどと競いながら『ミュージックバンク』、『音楽中心』、『人気歌謡』など地上波音楽番組のトップに立ちました。それも3集連続で、B1A4は大勢アイドルの中の一チームとなったのです。

ソウル江南の街中に登場した大型垂れ幕からもB1A4の人気を実感することができます。すっきりとした外見から江南アイドルという誤解(?)を受けたりもしましたが、メンバー全員が地方出身です。そして会社で人柄教育をしっかりしたのか、とても礼儀正しいと言われています。先輩歌手だけでなく、後輩歌手、スタッフ、関係者にまで挨拶をし、授賞式で誰が賞を受けようとも全員が立ち上がって拍手をします。さらにコプチャン、サムギョプサル、チョッパル、粉食を好むために街中でB1A4のメンバーを見たという情報がSNSに溢れたりもします。

B1A4のファンクラブはBANA。B1A4に恋したという意味であり、応援棒はBANA1期のマスコットであるピョンイを模して作ったパステルライムグリーン色のピョンイ棒。

メンバー紹介

▶ ジニョン(本名:鄭振永 / チョン・ジニョン。1991年11月18日生まれ)-リーダー。リードボーカル。男にしては可愛い顔立ちのためファンからは「チャルセンプム(かっこよくて可愛い)の真理」で通じる。作詞作曲、編曲、バックグラウンドボーカル、ボーカルガイドまで行う。2016年11月現在、音楽著作権協会基準で単独作曲1位アイドル作曲家。本人の曲の75%が自身が作曲した曲だ。ヘリコプター、水滴、スポーツカー、バキュームクリーナー、どらえモン、アイスクリームが溶ける音を真似る個人技を持っている。外見に比べて運動神経がよく、サッカーや陸上よりもアーチェリー、フェンシングなどで抜群の実力を誇る。

▶ シヌゥ(本名:申東祐 / シン・ドンウ。1991年6月16日生まれ)-サブボーカル。8頭身のスタイルを埃、魅力ポイントは笑顔。2013年に以前には前歯がウサギの歯のようだったが、歯科矯正をしたのか歯並びまで整って外見がより際立った。「お母さん」というニックネームに合うように、末っ子でありルームメイトのゴンチャンを細かく気遣う。家や宿所で頻繁に脱いで歩き回るが、シャワーをしようと服を脱いだまま眠ってしまったシヌゥをサンドゥルがタオルをかけてやったという裏話がある。

▶ サンドゥル(本名:李征桓 / イ・ジョンファン。1992年3月20日生まれ)-メインボーカル。青少年歌謡祭大賞出身。高校2年のときにSBS『驚くべき大会スターキング』に出演したことがある。好きな料理は多々あるが、中でも熱帯果物であるドラゴンフルーツを好きだ。

▶ バロ(本名:車善玗 / チャ・ソンウ。1992年9月5日生まれ)-ラッパー。重すぎず、適度に曲に溶け込む低音のラップでファンの良い反応を受けている。デビュー初期から雰囲気メーカーの役割を担い、チームでバラエティを担当する。tvNドラマ『応答せよ1994』に出演、「売れる芸能人は売れる」という評価を呼び起こした。少女時代テヨンのファンであることで有名。出演する番組でテヨンのファンであると頻繁に言及し、少女時代のダンスを踊ったためについにはファンサイン会にてあるファンから少女時代のCDをプレゼントされた。

▶ ゴンチャン(本名:孔燦植 / コン・チャンシク。1993年8月14日生まれ)-サブボーカル。末っ子。チームの中でも抜群のビジュアルを誇り、サイワールドミニホムピに友人が掲載した写真一枚によりすぐにスカウトされたという逸話がある。デビュー当初、放送に出るや溢れる愛嬌でお姉さんファンが一番多い。一方で男らしく大人びているためメンバーが一番頼るメンバーに挙げたりもした。気遣いが早いためか、じゃんけんは得意だが、勝ち負け引き分けを思い通りに可能という能力の所有者だ。
  • Lim, Chul
  • 入力 2016-12-09 00:00:00

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