A. | ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。 ソンテクカップル。ソン・ドクソンとチェ・テク(パク・ボゴム扮)から1文字ずつ取ってきて作った言葉です。2人が夫婦になることを望む人たちのことをソンテクラー(ソンテク+er)と言いました。 ケトクカップル。キム・ジョンファン(ヶジョンパル / リュ・ジュンヨル扮)とソン・ドクソンから1文字ずつ持ってきて作られた用語で、2人が夫婦になることを望む人々は「ケトクラー」と呼ばれました。 しかし、ドラマが放映されているあいだ、視聴者はオナムリュ(どうせ夫はリュ・ジュンヨル)派とオナムテク(どうせ夫はチェ・テク)派に分かれてネット上で熾烈な争いを繰り広げました。ドラマでソン・ドクソンに選ばれた相手は天才棋士チェ・テク(パク・ボゴム扮)でしたね。 巨大な賞金のかかった決勝戦で愛のために対局まであきらめて走って行った男です。世の中を知らずに盤上ばかりを見つめて生きてきたチェ・テクの心の中はドクソンへの愛で燃え上がっていました。それゆえ愛を勝ち取ることができたのです。 愛を奪われた(?)キム・ジョンファン(リュ・ジュンヨル扮)は、ドラマの中から空気のように消えてしましました。最後の20話ではほとんど登場すらしませんでした。最初からドラマをリードしてきた実質的な主人公が姿を見せなかったため殉職説まで出回ったほどです。 ドラマが終わった後、俳優リュ・ジュンヨルはVアプリで「ジョンファンをもどかしく描く監督が憎かった」とし「チェ・テクがドクソンの夫だという事実を知った時、視聴者に劣らずショックを受けた」と告白しました。「ラブラインから抜けながら、チェ・テクとドクソンに力を添えるため、たくさんのことを諦めた」とも回想しました。 以後、ドラマでのジョンファンに対する言及は階級が上がったということ以外何も知らされていません。ドラマの主人公にしては悲惨な結末です。ただただ、どこかで良い女性に会って暮らしていると願うほかありません。
初恋は友人に捧げ、夢は病気の兄に譲り、青春は国に捧げました。 |