Q.防疫車は今でも走っていますか?

답변게시판
A.


2019年7月、防疫車を追いかけながら撮った映像です。
コメントを見ると「お父さん、お母さん、お疲れさま」と書いてあるため、子どもたちが不思議だとせがんだため、追いかけながらドライブレコーダーに映像を収録したようです。

わずか6か月前に撮った映像だから、まだ防疫車が通っていることを確認できます。
ついでにYoutubeにアップされた防疫車の写真を数枚お見せしましょう。

まだ一部の軍部隊では、医務兵たちが防疫器を担いで煙を撒いているそうです。

車ではなく、人が背中に持ち歩いて消毒薬を撒く姿なので、ずいぶん前の写真でしょう。

特に遊びがなかった時代、防疫車は町の子供たちにとって、とても面白い見物でした。防疫車が噴き出す煙を追いかける姿は、よく見かけました。体を洗ってもいない子が、あのように防疫車を追いかければ、体にシラミが沸く心配はなくなるため*、お母さんたちも放っておいたはずです。

*体の雑菌はいなくなるかもしれませんが、健康に悪影響を及ぼします。そのため、防疫車の運転手たちは、追いかけるなというアナウンスもしました。時折、何も知らずに町の子供たちとともに防疫車を追いかけて嘔吐したり気絶する子どもたちもいたんです。

実際に韓国で防疫車と呼ぶ地域は多くありません。普通は消毒車と呼びます。地方によってはモギチャ(蚊の車)、パングチャ(おならの車)と呼ばれることもあります。

1970年代以前にはDDTを使ったりしましたが、今は遠い昔の話になってしまいました。殺虫剤の希釈効果を出すために使用していた軽油も現在は、ほとんど灯油に変わりました。灯油は硫黄などの不純物が少なく薬品に入った時も溶解しやすく殺虫効果が優れていますが、揮発性が強く煙が少なくなる短所があります。

防疫車が走る時間は普通夕方から深夜の時間帯に設定するのが原則ですが、勤務時間や騒音問題によって午後3~4時頃にまく時も度々あります。そのため、あのような写真も登場したわけです。

最近も防疫車が通っているのは事実ですが、以前に比べ回数がかなり減っています。ソウルなどの大都市ではマンションが居住の中心になり、各家庭が自主的に害虫撲滅に力を入れているため、あえて地方自治体が防疫に乗り出す必要がなくなったんです。さらに、防疫車の効果に対する疑問が絶えず提起され、展示行政の事例として指摘され、農村や森、湿地、そして脳炎警報が発令されるなど、特別な場合でなければ防疫を実施しない自治体が増えている傾向にあります。

しかし、実際の防疫車の防疫効果は優れています。
2013年、仁川(インチョン)南洞区(ナムドング)の保健所で防疫車の煙幕消毒に対する殺虫効果を実験したところ、実験結果、直接煙幕を噴射した場合には99%、少し離れた路地や街の殺虫効果は75%に達したというから、決して展示行政ではなかったのです。
  • Lim, Chul
  • 入力 2020-02-18 00:00:00

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