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現代自動車、韓電跡地の開発最終案を提出…韓国最高層のランドマーク

現代自動車「開発貢献金」1.7兆出す 

  • 現代自動車、韓電跡地の開発最終案を提出…韓国最高層のランドマーク
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現代自動車グループは、昨年に10兆5500億ウォンで買収した江南区三成洞の韓電跡地に、高さ571メートルの韓国内最高層ビルであるグローバルビジネスセンター(GBC)を作るという事業計画の最終案をソウル市に提出した。直線で3.5キロの距離にある松坡区新川洞にそびえる第2ロッテワールドタワー(555メートル)よりも16メートル高い。かつては640メートルと620メートルで計画された上岩洞(サンアムドン)デジタルメディアシティ(DMC)のランドマークビルと、龍山国際業務地区のトリプルワン事業がすべて失敗に終わり、このビルが完成すると国内最高階のランドマークとなる見込みだ。

権海胤(クォン・ヘユン)ソウル市東南公共開発推進団長は23日、「現代自動車グループが11日、最終補完した提案書を提出した」とし、「今日、ソウル市都市再生本部長と現代自動車グループの新社屋推進団長が会見し、事前交渉が効率よく進行するように相互に協力することにした」と明らかにした。

ソウル市によると、現代自動車はCOEXから蚕室(チャムシル)運動場までつながる「国際交流複合地区」の造成を通じた、ソウルの都市競争力強化を事業目的として提示した。このため、現代自動車は韓電跡地に建ぺい率38.42%と容積率799%を適用して、最高115階建ての571メートル規模のGBCと、62階建てのホテル・オフィス複合ビルなどの建築計画を提案した。ホテルの下層階は展示・コンベンション・公演場施設とつながり、11万5000平方メートル規模の商業施設も入居する。

ソウル市と江南区の間の葛藤まで起きて世間の関心を集めていた公共貢献と関連し、現代自動車は1兆7030億ウォンを提案した。去る2月に初めて提示した案よりも7000億ウォン増えたが、ソウル市が念頭に置いた2兆ウォンに満たない規模だ。

現代自動車が韓国都市行政学会に依頼して算出した韓電跡地開発経済効果も出てきた。学会によると、GBCの建設と運営の過程で262兆6000億ウォンの生産誘発効果と、132万4000人の雇用創出効果が発生することが分かった。
  • 毎日経済_ムン・ジウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-06-23 17:39:10




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