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中国現地の旅行業関係者やジャーナリストを対象に招待行事

◆ マーズ、事実上終息 ◆ 

  • 中国現地の旅行業関係者やジャーナリストを対象に招待行事
  • < 回復する中国人団体観光客の予約率 >

マーズによって最も大きな打撃をこうむった韓国の観光業界は、マーズの終息とともに6・7月の不振を挽回するための総力戦に乗り出している。

特に急激に萎縮した中国人観光客の回復のために、現地の旅行業関係者やジャーナリストなどのオピニオンリーダーを対象に様々な招待行事を開き、否定的な世論をひっくりかえすことに注力している状況だ。

文化体育観光部傘下の海外文化広報院は26日から、中国のジャーナリストやパワーブロガー11人を6泊7日間の日程で国内に招待した。

当初6月初めに予定されたスケジュールだったが、マーズによって二ヶ月近く遅れたわけだ。一行は27日、東大門デザインプラザ(DDP)と第2ロッテワールドを見て回ったのに続き、28日には疾病管理本部を訪問し、マーズ関連の状況に対して保健福祉部の関係者の説明を聞き、韓・中・日など東アジアの防疫システムの共調などについて意見交換を行った。

新華網のハン・リン国際部副主任は27日、第2ロッテワールドツアーの後に「中国は過去にサース(SARS/重症急性呼吸器症候群)の被害を受けたためにマーズに対しても敏感で、マーズ初期の韓国政府の対応が中国には微温的に見え、韓国観光に対する懸念も大きくなった側面がある」とし、「基本的に韓国が多様な観光コンテンツを保有しているだけに、マーズが終結すると観光客もまた増えるだろう」と語った。マーズは7月に入って沈静化する局面を見せ、実際に中国人観光の規模も少しずつ戻る兆しを見せている。
  • 毎日経済_チャン・ヨンソク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-07-28 17:33:53




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