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紡織工場にバイク便、16転び17起きで「警察の夢」成し遂げた

亀尾警察署のユン・ファンス巡査、16歳から工場で働き警察官の夢を育てた 

韓国で貧しい家庭環境の中で昼耕夜読した30代の男性が16転び17起きの末、警察官に任用されて静かな感動を与えている。

主人公は去る8日、慶北亀尾警察署の上林地区隊に配置されたユン・ファンス(34)巡査だ。ユン巡査は、2008年から警察官試験を受験して、17回目の去る2月に合格し、中央警察学校で6か月間の教育を終えて一線に配置された。

ユンさんは幼いとき、両親の離婚により父と姉と暮らし、19歳のときに父が亡くなった後は姉と暮らしていた。16歳のときから持病を患って農作業ができなくなった父の医療費を稼ぐために、織物工場などで働き、生活費を稼いだ。

大検により中・高校課程を終えた後、バイク便、代行運転、タクシーの運転手、中華料理屋の厨房補助など、ありとあらゆるきつい仕事をやり遂げた。彼は自律防犯隊員の活動を始めながら、警察官の夢を育て、13年間、防犯隊員として活動しながら警察官を天職だと考えた。こうして自分の夢をかなえたユン巡査は、自分が自律防犯隊員として活動していた亀尾警察署の上林地区隊で第一歩を踏み出した。

彼は「2年前に結婚した妻が警察官試験に最終合格したという知らせを聞いて、一番喜んだ」とし「遅い年齢で警察官になったが、やりたいことをできるようになって非常にうれしい」と語った。
  • 毎日経済 亀尾=ユ・ドンドク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-09-08 16:19:33




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