価格差は最大の輸出国である北米市場で目立った。 LG電子の「シグネチャOLEDテレビ」(77インチ製品、韓国出庫価格は3200万ウォン)は、米国価格1万4999.99ドル(約1641万7489ウォン)の2倍に近かった。同じくLG電子の最新型ノートパソコン「グラム15」は、韓国内出庫価格は231万ウォンで米国出荷価格は1699.99ドル(約186万639ウォン)と、24.1%(44万9361ウォン)も高かった。サムスン電子の「QLED TV Q9F」(88インチ)の韓国出庫価格3403万ウォンは、米国価格1万9999.99ドル(約2188万9989ウォン)の1.57倍に達した。
国内各メーカーは、米国に供給するテレビは相対的に人件費の安価なメキシコの大規模工場で製造するのでコストが低いという立場だ。実際に、サムスン電子が最近発表した「QLED TV Q9F」(88インチ)の国内販売価格は3403万ウォンで、ベトナムの販売価格(1923万1800ウォン)よりも1500万ウォンほど高い。
コスト要因も高価な国内出庫価格を消費者に納得させるにはむつかしいと思える。 QLED TV Q9Fの国内出庫価格(3403万ウォン)は英国(2624万ウォン台)、デンマーク(2597万ウォン台)、フィンランド(2577万ウォン台)、豪州(2465万ウォン台)など、他の国と比べても800万~1200万ウォン高い。また別のネチズンは、「市場規模の違いを考慮するならばある程度の価格差はありうると思うが、その程度が過度な製品も見られる」とした。