韓、中国進出企業…10日の再稼動めざす


「新型コロナウイルス感染症」拡散の影響で工場の稼働を中断した中国内の韓国進出企業は、春節連休が終わって10日の再稼働を目標に準備に乗り出している。

北京現代と東風悦達起亜が北京・塩城・重慶・常州に設立した各工場は、10日から最小限の現地従業員が乗り出して設備を点検し、工場の稼働を準備する。現地工場の生産開始予定日は17日であり、駐在員らはこの日までに中国で在宅勤務を行う。起亜自動車の関係者は、「駐在員の中国復帰は17日からで、現地工場が正常稼動される前提の下で決まったスケジュール」だとしながらも、「まだ予定通りに生産が再開されるという保証はない。本社で事態を注視し、来週はじめに追加の指示を下すだろう」と語った。

広州、南京、天津、重慶など9つの地域で工場を稼働するLG化学も、10日から現地スタッフと駐在員の一部が復帰して出勤する。LG化学の関係者は「出勤時に発熱をチェックし、現地工場のリアルタイム本社報告などの緊急システムの稼働により、10日から現地工場が運営される」とし「ただ、中国政府の方針に基づいて7~14日間隔離されている従業員がいるだけに、限定的に稼動されるだろう」と語った。LGディスプレイは10日から、液晶表示装置(LCD)モジュール工場を再稼働する計画だ。同社の駐在員は中国現地にそのまま常駐していると伝えられた。

現在、塩城地域に建設しているSKイノベーションのバッテリー工場と、昨年末に竣工して試験稼動していた常州バッテリー工場も、10日からの再稼動のために準備している。武漢をはじめ張家港や青島など中国内の20ヶ所に生産工場と加工センターを運営するポスコも、10日の再稼働を前提に準備している。武漢で石油化学プラントを運営するSK総合化学は、現地の人材が出勤して春節期間中に工場が稼動された。

中国に進出した韓国食品・流通の各業者も10日以降の業務再開のために準備している。上海や北京などに5つの工場を運営するオリオン製菓は、「中国政府の不在延長措置がなければ、10日からすべてのことを定期的にする計画だ」と語った。農心(ノンシム)は現地工場が湖北省と距離が遠いところに位置しており、去る3日から既に正常稼動に入った。アモーレパシフィックとLG生活健康などの化粧品メーカーも現在、10日に業務を再開するために準備している。先月26日から短縮勤務や休業に入った中国のロッテ百貨店2店舗も、10日から通常の運営になる。韓国の半導体各メーカーは中国の物流網が麻痺する可能性に備えながらも状況を注視している。

ただし中国政府が春節期間に湖北省近くの新型コロナ発祥地とされる武漢近くへ行ってきた者に対しては7~14日ほどの隔離を要求したように、以前のよう現地工場が100%正常動作する可能性は低い。中小ベンチャー企業部の関係者は、「まだ移動制限が解けていないところが多いので、実際に操業を再開できる事業所は限られるという見方が多い」と語った。
  • 毎日経済_ソ・ドンチョル記者/チェ・ヒソク記者/カン・インソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-02-07 17:48:13