解説 | ハングル:낄끼빠빠 ハングル発音:キルキパパ 意味:入るべきときには入って、抜けるべきときには抜けろ 解説:「入るべきときには入って、抜けるべきときには抜けろ(낄 때 끼고, 빠질 때는 빠져라)」という言葉の略。身分をわきまえろという意味で捉えてもいいが、使い道はとても多様だ。 政治、経済、社会全般でで使われたりもする。政治的に見ると、政府与党を攻撃するデモ隊が掲げた横断幕がほとんど「キルキパパ」のスローガンになっている。「入れるべき事案は入れずに、なぜはあれは抜いてしまったのか」、そして「なぜ必要もない政策をねじ込んで苦しませるのか」というのがすべてのデモの主題であるため、現場にはキルキパパが飛び交うことになる。 経済、特に財テク分野になると、キルキパパだけうまくやっても、少なくともお金を失うことはない。仕手株に巻き込まれないように、入るべきところ、抜けるべきところを選ばなければ、いくら財産が多くても散財するのは一瞬だ。お金になる所なら素早く割り込んでいかなくてはいけないため、キルキパパが財テクの要諦といっても過言ではない。 インターネット同好会では何も知らない会員に対する警告として使われる。下手に口出しせず、自分の身分をわきまえろというメッセージだ。ここでのキルキパパは入ってこいという意味ではなく、抜けてくれという意味が強い。 雰囲気を把握して、空気を読み、キルキパパだけ上手に行っただけでも、処世術で80点は余裕で受け取れるため、キルキパパは人生のモットーにしてもいい言葉でもある。 |