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「私のおじさん」IUが見せる脱出口のない人生を生きる青春のダディルック


  • 「私のおじさん」IUが見せる脱出口のない人生を生きる青春のダディルック
『私のおじさん』が青春という言葉さえ贅沢な出口のない人生を生きるイ・ジアンの無視したくなるような現実を描き出して否定であれ肯定であれ話題を集めている。

ロマンチックな恋に落ちたヒロインの役ばかりを引き受けてきたIUは激しさを通り越して暴力的な状況に置かれたイ・ジアンがまるで自分の現実であるかのように無表情とビンテージな古着スタイルの服で劇中のキャラクターを表現した。

議論の余地が多いにも関わらず少なくともIUはイ・ジアンと衝突を起こさずに自然にキャラクターの性格を表現している。

あえて浄化して表現するなら「ダディールック」と表現することができるが、衣類回収箱から適当に取り出して着た古着のような感じだ。稼ぐお金は通帳を経る暇もなく高利貸しのイ・グァンイル(チャン・ギヨン扮)に渡さなければならず、聴覚障害に身体まで不自由な祖母を世話するために息をつく暇もないイ・ジアンの暮らしのコンセプトの服で、より映画的なリアリティで満たした。

ずっと前に分かれた恋人に返し損ねたようにみえる見えるコーデュロイのシャツと路上屋台で買うことができそうなタートルネックのTシャツにオーバーサイズではなく他人の服を着たような広い肩のマックコートはイ・ジアンが一日一日をかろうじて耐えていることを説明するのに十分だった。

カラートーンもシャツはダークグリーン、コートは赤っぽいブラウンと、最近のファッション界が注目するダディルックとは全く異なるトーンの色味を使用した。

イ・ジアンの服は大きく変わらない。グレーのフードとブルゾンなど、イ・ジアンの暗鬱な状況を加減なく見せるカラーとアイテムが主をなす。

『私のおじさん』は独立映画のドラマ版を見るように終始薄暗く、随所に暴力的要素が強くちりばめられている。歌手ではなく俳優活動するたびに話題になるIUがこのドラマを通じて俳優として潜在的な能力をどこまで引き出せるかが期待される。
  • シックニュース ハン・スクイン記者 / 写真=tvN放送画面キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-03-28 02:28:00




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