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ビューティー > ファッション > キム・テリのホワイトワンピース、純粋さと所信を感じさせるファッション
キム・テリがJTBCの『ニュースルーム』で「#MeToo」運動について「奇跡」という表現を使い、自分も文化芸術界の弱者でしかないことを告白した。
世の中のことをあまり知らなそうな純粋にばかり見える外見とは異なり、今年3月1日『ニュースルーム』で「惨憺たる気持ちを大きく感じたのは、やはり加害者の社会的位置、彼らが持っている権力があまりにも大きいことをよく知っているからだろう」と打ち明けたキム・テリの発言は状況の深刻さを知らせるのに十分だった。
どんな絵でも書き込むことができるような純白さに似ているキム・テリの魅力をしっかりと表現してくれるのはホワイトワンピースだ。『リトル・フォレスト』でキム・テリはこのような魅力をそのまま表わした。
映画の広報日程で見せてくれたホワイトワンピースは3月3日のソウルの朝の気温が13度まで上がった今、リアルタイムのファッションとして注目するに値する。
ペザントスタイルの可愛らしいフリル、広い白いシャツの襟、ロマンチックムードのネックラインなどクリーンなホワイトというカラーを除くと、ディテールが異なるワンピースだ。
キム・テリは靴もフラットシューズ、スティレットヒールと異なるデザインを選択したが、ワンピースに合わせてデザインを変えてホワイトモノクロコーデを演出した。
ホワイトは二重の魅力を持っている。最初から最後までホワイトのままで残しておきたい純粋さへの渇望を引き出す一方、自分の胸の内にある彩色でホワイトに自分のまた違う感情を描きたいという欲求を刺激する。
キム・テリのホワイトワンピースは服はもちろん表情で純粋さの完成を見せているが、映画やニュースルームで見せてくれた所信は彼女もホワイトを介して自分自身の中に様々な感情がうごめいていることを読み取ることができる。