トップ > ビューティー > ビューティー > ナトリウムを過剰摂取したか気になるときは牛乳を

ナトリウムを過剰摂取したか気になるときは牛乳を

カルシウムは吸収しナトリウムは排出する 

季節の変わり目は日較差が激しい天気のため、チゲなどスープ料理を探す人が多くなる。温かいスープ料理を食べると体が自然と温まる。大勢で鍋を囲み、みんなですくって食べるという楽しみもある。ただし、塩分が多い各種チゲ類にも問題はある。ナトリウムを過多に摂取すると胃癌や高血圧の危険にさらされるだけでなく、過多なナトリウムが尿から排出されるとともにカルシウムも一緒に排出されてしまうからだ。

これらの食事を補うためにはどのような方法が良いだろうか。単純に「ナトリウムを減らせばいいのではないか」とも言えるが、実際、外で食事をとらなければならない会社員の場合にはそれも容易なことではない。こんなとき、短所を補うことの出来る食品が牛乳だ。カルシウムの摂取量の宝庫として知られる牛乳。牛乳に含まれているビタミン成分は、体内のカルシウムの吸収を促進する。一般的なカルシウムのサプリメントが40%の吸収率を持っているとしたら、牛乳の吸収率は70%以上である。また、牛乳に含まれているカリウムは体内のナトリウムを排出したりもする。

チャウム家庭医学科のパク・ビョンジン教授は「必要な栄養素があまねく含まれた牛乳は、総合栄養食品だ。そのため、乳幼児や青少年の成長発達に有益なだけでなく、良質なカルシウム供給源でもある。中高年層の牛乳摂取は骨粗しょう症病の予防にも役立つ」と説明した。

牛乳を飲む際は、加工された「○○味牛乳」よりも白い牛乳を選択するのが良い。韓国消費者保護院によると、果汁を含んだり香料の入った牛乳は、乳糖を含む糖含有量が白い牛乳よりも多い。

白い牛乳の乳糖含有量の平均は4.8g、添加牛乳の平均あたりの糖含有量は6.48〜10.08gであり、一部の製品は、炭酸飲料と似たような糖分が含まれている。

また、沸かして温かくして飲むより、適度に冷たい状態で飲まなければならない。牛乳は熱に弱く、ビタミンやミネラルなどの栄養素が破壊されるからである。
  • 毎日経済_キム・スジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-11-06 08:42:50




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア