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シリコンワークス社、LG電子内の研究所を吸収して1兆企業に育てる

LGグループ、半導体系列社を統合…シルトロン・イノテックとの相乗効果 

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LGがシステム半導体部門を一つに合同し、売上げ1兆ウォン台の企業に育てる。自社の半導体設計能力を育てて、テレビやスマートフォンなどの主力製品群の競争力を確保して、ITトレンドに迅速に対応するための戦略と思われる。

半導体業界によると17日、LGは今年4月に買収したシステム半導体メーカーのシリコンワークス社を、2018年までに売上げ1兆ウォン台の会社に育成するという戦略を立てた。第一次として、来年度の目標売上げ高は5000億ウォンだ。シリコンワークスは昨年、売上げ4102億ウォンと営業利益320億ウォンを達成したファブレス企業だ。シリコンワークスの売上げを4年後に2倍に育てるために、LGはこの会社とLG電子の最高技術責任者(CTO)傘下のSIC(System Integrated Chip)研究所を統合する予定だと発表した。SICは家電製品やスマートフォン向けのシステム半導体(SoC)を開発・設計する研究所だ。

ウリ投資証券のイ・セチョル研究員は、「シリコンワークスはディスプレイ駆動チップ、SIC研究所はモバイル・アプリケーション・プロセッサ(AP)などのプロセッサー設計能力に強みを見せる」とし、「この組織が一つに合わさるとシステム半導体の統合設計が可能となり、大幅な相乗効果が出るものと期待される」と説明した。

シリコンワークスはLG系列会社に編入された後、競争力を育てている。既存の核心事業であるディスプレイ駆動チップ(ディスプレイパネルの信号を伝達して映像を出力する部品)をはじめ、タッチコントローラ・チップと自動車用アクセルペダルモジュールやドライブチップなどに事業領域を広げている。ノートパソコンやオールインワンPCなどに搭載されるタッチコントローラチップはWindows 8の認証を通過しており、ドライブチップはA社のウェアラブル機器に、アクセルペダルモジュールは現代自動車に納品している。特にシリコンワークスは先月、中国・北京に支社をオープンし、世界最大の市場である中国攻略に速度を加えている。

シリコンワークスとLG電子だけでなく、LGの他の系列社でも半導体関連製品を製造している。ルセム(LUSEM)はLCD駆動ドライバチップなどを製造し、LGシルトロンは国内の半導体ウェーハの生産で1位の企業だ。LGイノテックはLEDチップウエハからチップの生産・パッケージまで、一貫生産体制を備えている。
  • 毎日経済_チョン・スンファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-17 16:05:02




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