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数字経済 > 企業 > 名品ブランドMCM、「バックパック」のように実用的でトレンディーなデザインを提示
去る15日「MCM」は、イギリスのハロッズ(Harrods)百貨店内の売り場を2倍の規模に拡張してオープンした。「英国王室専用の百貨店」という別称を持つほどのこの百貨店に、2年前に入店した当時話題を集めたMCMは、他の伝統的な名品が退店措置をうける状況で、かえって売り場の規模を増やす成果を出した。
今年1月にはフランス・パリの代表デパーであるプランタンに売り場を出し、2月にはスイスのチューリッヒイエルモリ (Jelmoli)百貨店にも入店した。今年の下半期には、ドイツのミュンヘンとベルリンにそれぞれ超大型売り場をオープンする予定だ。MCMは、ヨーロッパ市場だけで今年上半期(7月中旬基準)の売り上げが前年同期間に比べて178%の伸び率を記録した。名品本場でMCMが注目されるのは、実用性と流行に基づいたニューラグジュアリーを提示したのが的中したためという分析だ。
MCMは、「既存のヨーロッパラグジュアリーマーケットは、高級感と希少性を強調するフランス・イタリアブランドが席巻している」とし、「これらとは異なる”バックパック”のような実用的でトレンディーなデザインを提示したのが受け入れられている」と伝えた。今年、売り上げ7000億ウォンを上げると予想されるMCMは、現在、全世界32カ国に進出して300余りの店舗を運営中だ。
■http://www.mcmworldwide.com/