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数字経済 > 企業 > SKテレコム、既存LTEの6倍速...15秒で映画1本ダウンロード
23日(現地時間)、「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2014」開幕を約10時間後に控えたスペインのバルセロナのフィラグランビア(Fira Gran Via)展示場。
全世界の1800あまりの情報通信(IT)企業が一堂に集まるここには、展示ブースの工事の真っ最中だ。SKテレコムは最高速度が450Mbps(メガビット秒)に達する次世代ネットワーク技術を世界で初めて披露した。3つの20メガヘルツの周波数を束ねて「3バンドLTE-A(アドバンスト)」という名前がつけられたこの技術は、既存のLTE(最高速度75Mbps)に比べ6倍の速度を誇る。
昨年のMWCでスマートフォンベースの150Mbps LTE-Aを披露してから1年ぶりの成果だ。新しい技術が実用化されると、800メガバイトの容量の映画一本を15秒でダウンロードできる。LGユープラスも3つのLTE帯域を一つにまとめ、LTEに比べて4倍の速度(300Mbps)を実現する技術をデモする。
移動通信のデータ転送速度を高めるところに、有線ネットワークまで動員された。KTは移動通信と無線LANを束ねて、最大600メガビット秒の速度を出す「ブロードバンドLTE-A Het Net」技術を紹介する。このサービスは今年末商用化される見込みだ。