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スマート無線LANソリューション、第2ギャラクシー神話綴る


最新技術革新の現場「サムスンモバイル研究所R5」に行ってみると 散らばっていた人力・特殊実験室を一ヶ所に集めて…休憩室・廊下、どこでも無線で業務可能

  • スマート無線LANソリューション、第2ギャラクシー神話綴る
  • 水原サムスンデジタルシティにあるモバイル研究所内の特殊実験室で研究員らがスマートフォンの性能をテストしている。
    (*写真提供:サムスン電子)

「R5はサムスンが作っていく‘スマートワーク’空間のパイロット作品だ。サムスンが自主開発した無線LANソリューションを新築の先端研究所に導入して検証し、これを始めとして他の企業にも無線LANソリューションを提供する」。

サムスン電子が自主開発したスマート無線LANソリューションは今年、新築した先端モバイル研究所(R5)に導入することによって性能を立証し、国内外の企業用市場を積極的に攻略し始めた。無線LANソリューションを超えた性能と、厳格な保安が要求される先端研究所に導入し検証を完了したのだ。

記者は「サムスン印」スマートワークのパイロット作品といえるサムスン電子水原事業場のモバイル研究所R5を去る13日に訪問した。R5は水原サムソンデジタルシティ内の5番目の研究所という意味だ。分散していた携帯電話研究開発の人力と、モバイルと関連した特殊実験室などを一ヶ所に集めた革新主導的な空間で、スマートフォン関連の最新技術が研究されるここでサムスンの携帯電話の未来が作られているといっても過言ではない。

R5はサムスン最大の革新空間らしく、最高のスマートワーク施設を誇っていた。とくにこのビルの中には世界最大規模の無線ネットワーク環境が構築されている。サムスン電子はR5に自主制作した無線LANソリューションを全面的に適用した。サムスン電子のスマート無線LANソリューションは、スマートデバイスが普遍化した企業内の円滑な無線インターネット環境を提供するだけでなく、高品質音声通話ならびにスマートな業務環境まで包括的に提供する企業用無線ネットワーク統合ソリューションである。

食堂、プール、フィットネスセンター、休憩室など、各種の便宜施設とスマートフォンの研究・開発のための大規模な特殊実験室などが構築されている研究所ビル内には2000個余りのAP(Access Point)が設置され、役・職員らはスマートデバイスさえあればビルの中でいつ、どこででも会議と業務処理が可能だ。

R5ビル内の事務所では、さらに快適でスマートな業務空間が目立っていた。複雑な各種通信ケーブルと有線電話機が消えた。

有線電話機がなくなった席を代替した無線デスクフォンは役・職員個人のスマートフォンと近距離無線通信(NFC)を通じて簡便な使用者認証さえ経れば、かかってきた電話をスマートフォンで受信したり、スマートフォンを通して進行中だった通話を無線デスクフォンに移動させ受信することができる。

それだけでなく、モバイル研究所内に勤務するサムスン電子の役・職員らは、個人のスマートフォンを通し、HD級音声品質を提供する会社電話を使用することにより通信費を節約できるようにした。

サムスン電子はR5全体にスマート無線LANソリューションを成功的に適用したことを皮切りに、公共機関やサムスンSDSのチャムシル新社屋などに無線LANソリューションの供給事例を拡大している。このような成果をもとに最近、イギリスや米国などの海外市場にも製品・ソリューションをランチングするなど、グローバル事業にも次第に拡大していくという計画だ。
  • 毎日経済スウォン=ソン・ユリ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-11-15 15:42:32




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